「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第103話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・鬼の怒り
とある定食屋前で、献立を選ぶ夢子と頼子。
何気ない会話の最中をする頼子に、魔の手が近づきます。
「悪魔」を捕らえた鬼は、頼子を地面に押さえつけました。
夢子の足下では、頼子の上に跨がり、首を押さえつける恵子の姿がありました。
頼子に止めを刺そうとする恵子は、手に力を込めます。
自分の置かれた不運が頼子によるものだと、恵子は疑っていません。
頼子から恵子を引き剥がす夢子。
そんな夢子を恵子は、平手打ちしました。
いかに頼子が悪い人間であり、自分の行いを恵子は正当化します。
屈することなく、夢子は恵子を地面に突き飛ばしました。
派手な音を立てながら地面を滑る恵子。
夢子は、頼子が痛めつけられていることを見て見ぬふりができるわけがない、と言います。
そして、どちらが化け物かを恵子に教えました。
怒りの顔をした恵子は、図星で言葉がでません。
頼子は、恵子にこの度の行いについて理由を聞きます。
目元に影を落とした恵子は、気持ちを吐露しました。
あくまでも恵子にとって、頼子は悪でした。
頼子が、杉山家に来たことで幸せな計画を台なしにされた、と恵子は話します。
頼子の来訪によって、家族全員の性格が変ってしまった、と恵子は怒りの気持ちを抑えることができませんでした。
震え上がる気持ちを露わにする恵子ですが、騒ぎを聞きつけてできた人だかりから聞こえる声で、我を取り戻します。
赤線で女性が争っていることから、喧嘩の原因がお客を取り合ってのこと、と呟く群衆の言葉に、恵子は恥ずかしくなります。
悪役が立ち去るときと同じ言葉を発しながら、その場を離れた恵子。
頼子の身体を気にかけながら、夢子は恵子の言動の不可思議さに疑問を抱きました。
頼子が何もしていないことを知っている夢子からすれば、恵子の異様な態度がおかしいことに気づいています。
今頃になってやって来た恵子に、頼子は心配になります。
あの様子だと、きっとまた掴みかかってくるかもしれない、と夢子は話しました。
・夜のお誘い
街中を一人で歩く恵子は、自分と頼子に全く無関係な夢子に、またしても邪魔をされたことに腹を立てていました。
頼子とは違って、自分を守ってくれる人がいない、と考える恵子。
そんな恵子の前に現われたのは「木下」と名乗った藤原でした。
恵子を綺麗な女性と声をかける藤原の輝かしさに、恵子は乙女の顔となります。
偶然に出会えることができたことを喜ぶ恵子に、藤原は必然と答えます。
なぜなら、恵子に会うために近辺をさまよっていたことを話しました。
その言葉に、心臓が締め付けられ目を潤ませる恵子は、藤原に正面から抱きつきます。
人目も憚らずに自分の胸に飛び込んできた恵子を藤原も、そっと腕で覆いました。
そして、自分も同じく恵子の身体に触れたかった意思を伝える藤原。
ずっとこのままの状態で過ごしたいが、やはり周りの視線が気になるため、藤原は恵子の耳元であることをささやきます。
それは、二人だけの場所にいこう、ということでした。
その言葉に、頬を赤らめる恵子。
3.復讐の赤線【第1話】感想と次回【第2話】考察予想
この流れはもしかして・・・。
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4.まとめ
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