「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第104話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・埋め合わせ
かろうじて、お互いの姿が認識できるほどの明かりが灯された暗いホテルの一室にて、寝台に座る二人の男女。
羽織を脱いだ藤原と、肩を縮こませる恵子。
恥じらいながら言葉を紡ぐ恵子は、これからもしかすれば行われるかもしれない行為について、したい気持ちがあるわけではない、と話します。
恵子の話しを聞いた藤原は、同意なしで及ぶことはない、と言いました。
ただ、この一室に来た理由として、落ち着いて話がしたかったため、と答えます。
そう言いながら、自分の方へと恵子の肩を引き寄せる藤原。
美しい顔で、恵子に何があったのか藤原は問いかけます。
うつむいた目のまま、恵子は自分の境遇を話しました。
それは、母親に蔑ろにされ、家に帰ることができないことでした。
孤独に苛まれている時に、藤原に出会うことで感情が昂ぶり抱きついてしまった、と恵子は話します。
恵子の言葉を最後まで聞き遂げた藤原は、気持ちに寄り添い改めて自分の胸に恵子を迎い入れました。
そして、自分と恵子が似た境遇である、と藤原は語ります。
藤原もまた、孤独であり誰にも分かち合えない、と話しました。
しかし、それゆえに恵子の不安な気持ちが重々にわかる、と共感します。
お互い孤独であるため、その辛い気持ちを埋め合わせないかどうか、藤原は提案します。
・悶絶
藤原に差し出されたお酒とお菓子を食べる恵子。
ワインでもないお酒が、お菓子との食べ合わせが良いため飲んでほしい、と話す藤原。
仕事の関係で手に入れたことを話す藤原に、恵子は藤原の仕事について聞きました。
貿易関係の商いを行っている、と藤原は話します。
具体的な話をする藤原の仕事に、食いつく恵子。
金銭的に余裕があるのかどうか問う恵子に、藤原も数えられるほどは豪邸を持っていることを伝えました。
次に会うときは、家を紹介する、と話す藤原に恵子は率先して行く意思を見せます。
藤原の完璧な容姿や財力をあてに、お酒が進む恵子。
食べ終えた恵子は、頬にお菓子をつけたまま寝台に倒れ込み眠りにつきます。
満たされた恵子は、藤原に愛の言葉を呟きながら、意識を失いました。
視界が朧気な状態で目を開いた恵子は、鮮明にあたりが見渡せるまで少し時間がかかりました。
隣に座っている藤原の愛をささやく言葉で、やっと明確に意識を取り戻した恵子。
昨晩の記憶を蘇らせようと励む恵子の手助けを藤原はします。
酔った勢いで寝てしまったことを謝る恵子は、ふと椅子に置かれた自分の衣服に気がつきます。
そして、自分が真っ裸であることが判明し、思わず布団の中に戻りました。
なぜ自分がこのような状態なのかどうか、わからない恵子に、藤原は淡々と答えつつ謝ります。
それは、お酒に酔い潰れた恵子を寝かしつけるだけのつもりが気持ちの昂ぶった勢いで、行為に及んでしまったことでした。
目を見開く恵子。
3.復讐の赤線【第104話】感想と次回【第105話】考察予想
面白い展開になってきました。
- 次回が気になる方はこちらから↓
4.まとめ
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