【第107話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 絶望的な俊人を受け入れることができない頼子は、ひたすら・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

修の屋敷へ行きたい頼子。
芳子に相談した頼子は、その理由を聞かれ、真実を話すべきか悩みます。
夢子の後押しで、詳細を話した頼子・・・、芳子が下した決断とは!?


1.復讐の赤線【第107話】考察予想と感想

いよいよ・・・。

2.復讐の赤線【第107話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・ご対面

芳子に連れられて修の邸宅にやって来た頼子と夢子。

あまりの大きさから、夢子は思わず見上げ、感嘆の声を上げます。

修が、普通のお金持ちではないことを芳子は、説明します。

なぜなら、修自身だけで、これほどまで築き上げてにたことから、あまり好まれない仕事にも手を出しているだろう、と芳子は予想していました。

不安の念を抱く夢子に、芳子は修の邸宅が、怪しいお金で建っている、と付け加えて言いました。

覚悟を決めて、呼び鈴を鳴らした芳子は、修から真実を聞き出すため引き下がらない意思を頼子と共有します。

扉の奥から聞こえる足音が一通り聞こえ終わると、その次に聞こえたのは、修の来訪者に対して、何者か名乗るよう問いかける声でした。

修への返答に、芳子は自分の名を名乗ります。

その名前に答えるように、開かれた扉。
扉を開けた修は、芳子と頼子、そして夢子を見据えます。

不安な様子の頼子の表情から事態を飲み込んだ修は、三人を邸宅に迎入れました。

そして、俊人の場所へ修は、連れていきます。

厳かな鍵を開け、重く軋むような音を出す扉を開いた修。

光が差し込む部屋を目の当たりにした頼子は、ベッドで横たわる俊人の姿を確認しました。

肌の色は、土のように濁り、眼は開いているものの何も見る意思が感じられない俊人。

・よりこ

俊人の名前を呼びながら、駆け寄る頼子。

そんな頼子に、修は声をかけても無駄である、と言いました。

なぜなら、俊人には最早意思がない、ためでした。

そのような俊人を受け付けられない頼子は、必死に俊人に声をかけます。

どれだけ、自分が何者か伝えたとしても、俊人には理解できるはずがない、と修は言いました。

言葉を失う夢子。

頼子の背後から近より、俊人にかけられた布を捲る芳子。

頼子の前に現れたのは、多数ある小さな穴から血が滲んだ腕でした。

それを確認した芳子は、頼子に以前話したことを再び教えます。

それは、中毒になると、以前の記憶が失われることでした。


それでも、俊人の手を握り頼子は、呼びかけます。

楼(みせ)にて自分の顔に添わせた俊人の手を思い出す頼子。

震えた状態で差し出された手を優しく包み込んだ時のように、頼子はベッドに横たわる俊人に同じことをしました。

頼子から流れた涙は、俊人の手に触れます。

すると、微かに声を出した俊人。

その言葉は、「頼子」でした。

3.復讐の赤線【第107話】感想と次回【第108話】考察予想

4.まとめ

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