【第112話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 信子の笑い声で起きる美しい子供

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

生きるため、仲間と共に役人から金を奪取することにした修。

次なる標的として示された人物・・・。


それは、自分と母親を地に落とした張本人、功だった!!

修の復讐が始まる!


1.復讐の赤線【第112話】考察予想と感想

功は、いつ頼子の存在に気づいたのだろう・・・。

2.復讐の赤線【第112話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・信子の強み

復讐の機会をうかがうため、杉山家の近辺を余すことなく調べ上げることにした修。


杉山邸を張り込む修は、功について理解したことがいくつかありました。

それは、功がただ毎日仕事のためだけに生きていることでした。

なぜなら、修はお酒や賭け事、そして女性に溺れることがなかったためです。

そのため、修は何かを異変に感じました。

それは、何に対しても固執することがない功が、なぜお金に執着しているかでした。

数日に渡って杉山家を偵察する修は、ある日、功の妻である信子が屋敷から出てくる姿を目撃します。

黙々と歩く信子の後を修は、尾行します。

とある商売を営む男性に、何気ない挨拶をする信子。

慌てた様子の男性は、信子がまたしても目の前に現れたことに、困惑していました。

その言葉に対して信子は、気に入りませんでした。

そして、信子は、これまで功が男性に対して優遇してしてきたことを話題に上げます。

それを前提に、信子は男性に本題を持ちかけました。

その本題とは、恵子が新しい衣服を欲しがっていることでした。


しかし、男性は信子がお金を持っておらず、買う気がないことを知っています。

信子もまた、それを心得た上で、男性に衣服を望みました。

目を反らしながら、これ以上融通を効かせることはできない、と冷や汗をかく男性。

それならば、と信子は、功が配給で男性を優遇したことについて近所に言いふらす、と真顔で伝えます。

止めようとする男性に、隠し事があるにも関わらず堂々と商売できる気持ちが素晴らしい、と皮肉を言いました。

これで最後にしてほしい、と男性は話します。

二人の会話を怪しむ修。

・もはや盗品

家から漏れる光のみが見える夜となり、屋敷でくつろぐ功と信子。

修は、屋敷内部まで入り込み、二人の会話を聞いていました。

上機嫌な信子は、恵子の新しい衣服を見たかどうか、功に聞きます。

とても高価な衣服だったことに、どこから捻出したのか懸念に思う功。

功の言う通り、高価な衣服である、と話す信子。

そんな信子に功はまたしても、とあることを疑います。

信子は、その通り、と答えました。

それは、配給の量を増やしてもらうために、功に大金を払っていた人たちから、その横領について黙っていることで代償を得ていることでした。

その全員が、黙っていて欲しいがために、何でも物をくれることに、気分が良くなり声を出して信子は、笑います。

その笑い声で二階で眠っていた眼の美しい子供が起きます。



3.復讐の赤線【第112話】感想と次回【第113話】考察予想

4.まとめ

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