【第113話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 嫁ぐべきではなかった杉山家、信子が考えた秘策とは!?

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

金に執着が見られない功に隠された真実・・・。

それは、全て妻、信子の指示にのるものだった!?

不自由のない生活を送るために、非道を働いた杉山家の人間に対して、修は復讐を決意する。


1.復讐の赤線【第113話】考察予想と感想

功も信子の言いなりのようです。

2.復讐の赤線【第113話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・思うがままに

信子の所業に対して、良くない噂がたつ前に止めるよう促す功。

しかし、信子は止める気はまったくありません。

貰えるものは、貰っておかないと、と考える信子は、功のような考えだと出世できない、と話します。

杉山家の家長として功が据えたことで、血縁の整った華族だった杉山家の存続が怪しくなった、と信子は嫁いで来たことを後悔します。

功の代わりに、いかに自分が手を尽くしているのかを信子は話しました

それは、配給についてお金持ちを優遇したり、西条家についても、そうだ、語る信子。



何もできない功のために、あれこれと自分が考えたことで、功は今その立場にいることができる、と信子は伝えます。

言い返すことができず顔をしかめながら少しうつむく功。


杉山家の家長として、威厳をはらなければならない、そのためにも常に意識するように、と信子は功に忠告しました。


扉の隙間から二人の会話を聞いていた修。

母親が飢えで辛い思いをしながら亡くなったのは、全て功や信子の自分中心的な考えによるものだった、と修は歯を食いしばります。

もしも功や信子の嫌らしい行いがなければ母親が亡くなることはなかった、と修。

母親のような存在を失うことで、飢えや苦しみから無縁の生活を送っていた功や信子を修は、憎みます。

そこに、目を擦りながら寝ぼけた幼い篤人がやって来ます。

篤人は、修が修自身に俊人かどうか聞きました。


篤人の声が聞こえたため、部屋の扉を開ける信子。

屈む修の存在に気づいた信子は、咄嗟に篤人を守るように抱き込みます。

信子の異変からつられて部屋の外に顔を出す功は、逃げる修の姿を目撃しました。



逃げるように立ち去る修は、、功たちの様子をうかがうために振り向きます。

その際、功は走り去る修の鋭い目つきに、あの頃の少年の眼光を重ねました


全力で走る修は、杉山家に対する復讐を決意します。

何不自由ない生活や社会的立場を全て奪い、自分や母親が感じた苦しみ以上を経験させる、と修は誓います。


・疲れた

全て語り終わった修に、頼子は謝りました。

その理由は、辛い過去を思い出させてしまったためです。

杉山家との関係について話し終わった修は、頼子を巻き込んでしまったことを謝ります。

頼子もまた両親を亡くし、杉山家で生活していたため、無関係ではないことを話しました。

語るつもりのなかった過去について話した修は、疲れを感じたため頼子たちに、とりあえず帰ってもらえるよう促します。

芳子と目配せをし、素直に応じる頼子。

頼子は、また俊人の見舞いに来てもいいか頼子は、確かめました。

いつでも大丈夫、と答え頼子たちを見送る修。

修は、頼子たちが去ったあと、扉に向かい話しかけます。

それは、話を聞いていたかどうかでした。

扉が開き姿を現したのは、藤原でした。

藤原は、修が部屋に入って頃から、話を聞いていたことを伝えます。

そして、修が過去について頼子に詳しく話したことに、少し驚いていました

修の返答を待つ藤原と無表情で、頼子の後ろ姿を思い返す修。

3.復讐の赤線【第113話】感想と次回【第114話】考察予想

4.まとめ

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