「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第118話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・入浴
唖然とする夢子と同じく似た気持ちを抱く頼子は、展開についていけず一旦、この場から去ることにします。
男女が出入りすること、つまり身体の関係を持つ意味を表す旅館に辿り着いた藤原と信子。
早くも布団が並べられた部屋に足を踏み入れた二人。
恍惚とした表情で厚く塗られた粉と強く脈打つ鼓動に信子は酔いしれます。
身体から滑り落ちるような音をたてながら、上着を脱ぐ藤原。
そんな表情の見えない藤原の背中を見た信子は、体温の高まりを感じました。
その理由が、ここまで徒歩で来たためだろう、と首元を手団扇で扇ぎます。
信子の方を振り向いた藤原は、自分もまた信子と同じように身体が熱い、と話します。
そして、その理由が徒歩が原因なのか、もしくはこれから起こりうる行為を考えた故の昂ぶりなのか、と信子の目をまっすぐに見つめました。
期待しつつも、そのようなことはないはず、と感じた信子は視線を背けます。
いつもの表情に戻った藤原は、この場所なら誰にも見られることはないため、ありのままをさらけ出そう、と提案しました。
そして、藤原は信子にあるものを見せるため胸の前に両手を差し出します。
信子に贈るため準備していたものを藤原は、両手で優しく包み込んでいます。
自分の計り知れない想いを物として、信子に受け取ってほしい、と言葉にする藤原。
理解が追いつかず、藤原の両手の中身をのぞき込む信子。
開かれた藤原の手の中からは、目がくらむほど輝かしく美しい特大のダイヤモンドが姿を見せました。
あまりの輝きに、袖で光を遮る信子。
ダイヤモンドの輝きと同じくらい、いつもにまして美男子となった藤原は、信子に貰ってもらえるかどうか尋ねます。
黒目が隠れてしまうほど大きなダイヤモンドに、すでに心奪われた信子の手に、藤原は指輪を填めようとしました。
信子の指を魚の白身に例えた藤原は、丁寧に指輪をつけてあげました。
自分の指に填められた宝石に現実を感じない信子。
指輪自体も嬉しいが、何より藤原の気持ちに胸がこみ上げてくる、と信子は笑います。
すでに亡くなった夫である功は、このように自分を喜ばせるような人物ではなかった、と信子は藤原に語りました。
フィクションの世界ではよく愛を伝えるために、男性が女性に指輪をあげる、と指輪を見つめながら話す信子は、これまで自分には訪れなかった、と口に出しています。
指輪を見つめる信子の奥では、事切れた魚のような目をした無表情の藤原がいました。
嬉しさを伝えるため、正面に向き直った信子は、目の前に首元がはだけ、素肌が丸見えの藤原が近くにいることに気がつきます。
信子に顔を近づける藤原は、信子に入浴をすすめました。
言葉を失い顔を紅くした信子は、悪いと感じながらも風呂に入ります。
・我慢の限界
布団の上で正座する信子は、部屋に入った瞬間、藤原にかけられた言葉を思い出しています。
うつ伏せに寝転び、枕に顔を沈める信子は、藤原の素肌を思い出し、高揚しました。
音もなく風呂から上がってきた藤原は、着物からはみ出た信子の素足を掴みます。
疲れがたまっているため揉む、と話す藤原に、信子は悪いため、大丈夫、と言いました。
しかし、気を遣わなくてもいい、と話す藤原は指を動かしながら、自分がどれだけ巧みなのかを主張します。
素直に承諾する信子の上に跨がる藤原。
何かを押さえ込む音が聞こえてくる部屋で、藤原は信子の感度を確かめます。
背中から腰へと、下に手を動かしていく藤原は、ある場所で止まりました。
信子のお尻を掴みあげた藤原は、信子を抱きかかえ、耐えられない、と伝えました。
気の抜けた信子は、藤原の名前を呟きます。
藤原は、「由(ゆう)」と呼んで欲しい、と伝え、そのまま信子の首を吸い尽くしました。
信子の声が響き渡ります。
3.復讐の赤線【第118話】感想と次回【第119話】考察予想
・・・。
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4.まとめ
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