「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第119話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・久しぶり
お互いの吐息が感じられるほど近づく二つの顔。
目を潤ませた信子の唇を藤原は、啄みます。
生ゴミにキスをしたかのような表情を浮かべる藤原は、信子の着物を肩から剥いていきました。
肌が露見すること恥ずかしさが込み上げた信子は、照明を落として貰うよう藤原にお願いしました。
暗くなった部屋から聞こえてくる信子の短いため息。
声を出すことに躊躇う信子に対して、藤原はありのままを表現するよう要望します。
怪しく光りつつ、見下すような目で藤原は、信子にあることを伝えます。
それは、女性の喜ぶ声を聞くと、気分が高まる事でした。
自分の行いによって、女性が快楽を得ている、と思うことができる藤原。
たとえそうであったとしても、声を押し殺そうとする信子。
しかし、それがかえってとても誘惑的な声へと変貌します。
藤原の攻めによって、陥落する信子。
これまで経験したことがないような新しい箇所に信子は喜びを感じました。
信子の具合に、優しい言葉で感動を表す藤原は、最善を尽くします。
身体の中から跳ねる信子は、言葉にならない声を永遠と出しました。
かろうじて言葉になったのは、藤原を好きである、ということだけです。
細く長い指を尖らせた藤原は、信子の秘部を刺激します。
状態を確かめ終えた藤原は、自ら信子の内部に侵入し、激しく腰を叩きつけました。
全身を駆け巡る快楽に、生まれたての子供のような声を出す信子。
表情の見えない藤原は、何度も信子の内部を貫きます。
信子の口を自らの口で防ぐ藤原。
藤原の背中に、信子は腕を絡ませます。
藤原の腰の速さによって、信子は最高潮を迎えました。
肌が艶を取り戻し、若返った表情を見せ、どことなく微笑む信子は、功が亡くなったことで、女性としての価値を喪失したものと考えたことが嘘のように、感じられます。
そんな信子の隣で寄り添う藤原は、最高だった、という甘い言葉をかけました。
現実ではないような体験だった、と話す藤原に背を向けた信子。
信子は、自分の年齢を理解した上で、藤原の言葉に勘違いしてしまう、と少し拗ねます。
藤原は、信子を褒めつつ、もう一度まぐわいたい、と伝えました。
信子の身体に腕を回す藤原。
そんな藤原の言葉を真摯に受け止めた信子は、愛情を感じ、笑顔になります。
指輪を見つめながら、この愛があれば、素晴しい一生を過ごせたはず、と信子は感慨に耽ります。
愛の言葉を呟きながら、藤原の指に自分の指を絡ませる信子。
一方で、信子の後ろでは藤原が、煙たい顔をしていました。
信子のする所作全てに、曇った表情を浮かべ嫌悪感を露わにする藤原。
しかし、藤原は信子の手を握り返し、人形のような目で、自分も幸福である、と言葉を返しました。
・「復讐」
お茶を淹れる頼子は、夢子の話を聞いていました。
夢子は、藤原が俊人に仕事を紹介し、修とも顔見知りであり、信子とも関係を持っている、と言葉にします。
夢子の言葉に、同意する頼子。
自分で並べた言葉の内容に、夢子は寒気がします。
藤原と歩く信子の表情がとても穏やかであったことを頼子は思い出します。
その理由が、篤人と年齢の近い藤原と共にしているためであることに、頼子と夢子は驚きました。
しかし、藤原が本当に信子を愛しているがゆえに、関係を持っているとは考えにくい、頼子。
以前、藤原が頼子たちに話した事を思い返します。
その話の内容から、藤原は「復讐」を目論んでいる、と夢子。
修は認めないが俊人に薬を運んでもらうよう仕向けたのは、藤原である、と頼子は確信していました。
金銭面で援助をし、赤線に足を運ぶよう仕向けたのも、全て藤原、と頼子は考えています。
その根本的な目的が、杉山家に対する復讐なのかどうか、疑問の思う頼子。
頼子の考えを聞いた夢子は、全ての主犯は修ではないだろうか、という結論に至りました。
夢子には一つ疑問がありました。
それは、修が復讐を藤原に実行させていることです。
万が一自分なら、自分で遂行する、と夢子は話します。
頼子も理由が分からず悩みました。
杉山家を徹底的に調べればいいかもしれない、と夢子。
その理由が、全ての事件が杉山家に直結しているためでした。
激しく同意する頼子は、やみくもに探すのではなく、あの家の付近にいれば関係人物がわかるかもしれない、と話します。
意見のまとまった頼子と夢子。
台所に立つ小百合は、信子から買い出しを頼まれます。
振り向いた小百合は、素直に承諾しました・・・。
3.復讐の赤線【第119話】感想と次回【第120話】考察予想
復讐のために、藤原・・・。
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4.まとめ
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