「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第124話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・仕組まれたシナリオ
頼子の意思を優先することを芳子に約束する修。
その約束の形として修は、芳子に自分の家の鍵を渡しました。
鍵を持っていれば、頼子が俊人にいつでも会える、と修は話します。
そんな修を芳子は抱きしめました。
誰かのことを考える修に、芳子は自分を大事にしなければならない、と優しく伝えます。
そして、復讐ではなく、真っ当な人生を歩んで欲しい、と芳子は願います。
楼(みせ)に夢子と頼子を引き連れて帰ってきた蘭子。
芳子は、三人での話し合いが終わったのかどうか、蘭子に聞きました。
蘭子もまた、芳子に修との話は解決したのかどうか、尋ねます。
そんな蘭子の全てを見透かしたかのような発言に、芳子は観念して白状します。
芳子は、頼子に鍵を渡しました。
芳子から受け取った手の平にのった鍵を見る頼子は、これが何の鍵なのかを聞きます。
芳子は、それが修の家の鍵であることを話しました。
修の気の変わりように驚く夢子。
修の家とは、つまり俊人が寝ている家である、と夢子は認識します。
芳子は、修が頼子に行ってきたことに対する償いとして鍵を渡してきたことを伝えました。
頼子が赤線に足を踏み入れ、夢子に連れられ楼(みせ)で働くことになったこと、そして修に唆されて杉山家への復讐を企てたこと全てが、修の台本通りであったことを芳子は説明します。
仕組まれていたことに驚く夢子。
頼子に声をかけたのは、意図していない、と夢子は話しました。
自分も含めて修に操られていた、と芳子は伝えます。
修の台本では、頼子を初めから杉山家に復讐をする実行役として書かれていた、と芳子は言いました。
頼子が初めて楼(みせ)にやって来た日、滅多に楼(みせ)が営業している間に来ない修が来店し、夢子に客引きをしてくるよう、指示をしてきたことを芳子は話します。
人の面倒を見たがる夢子が、見るからに赤線には不釣り合いな頼子が歩いていることで声をかけないはずがない、と芳子は修の思惑を解釈しました。
驚きのあまり声がでない頼子と夢子。
芳子は、頼子に安心するよう、伝えました。
なぜなら、修がこれ以上頼子を復讐の役者として動かさない、と誓ってくれたためでした。
俊人を痛めつけず、どんな時でも俊人と会えるように、と鍵を渡すことでその意思を見せる修。
夜も遅いため、後日俊人の元に行くといい、と芳子は頼子に話します。
頼子は、芳子の言うとおり、と考え、お礼を伝え夢子と共に、楼(みせ)を後にしました。
・蘭子の察し
あれこれと複雑な思いを聞いてしまったため、思考が回らない、と話す夢子に、芳子はそれならばなおさらもう寝たほうがいい、と言いました。
夢子が、待っていたとしてもお客も来ない、と話したことに頼子も同じ意見でした。
意見のまとまった二人は、蘭子と芳子を置いて先に帰って行きます。
残った蘭子に芳子は、帰らないのかどうか聞きます。
蘭子は、先ほどの芳子の話が本当に嘘がなく、全てであり隠していないのか、と疑っていました。
蘭子の鋭さに根負けし、感心する芳子。
蘭子は、自分を楼(みせ)から出て行かせてまで修と話していた芳子の入念さから、何かを察していました。
そして、頼子たちに話していない内容があるのでは、と具体的な内容を提言します。
それは、俊人を薬物人間にした犯人は誰か、ということでした。
あまり探らないで欲しい、とまんざらでもない芳子は、自分が今何も話さなくともいずれ頼子たちの耳に入ることになる、と言いました。
芳子の曇らない表情を見透かそうとする蘭子。
しかし、芳子がそのように言うならば、とさらに質問することはやめておく、と蘭子は言いました。
そして、もう寝ることを伝える蘭子。
3.復讐の赤線【第124話】感想と次回【第125話】考察予想
いつも蘭子の身体が輝いているのはなぜだろう・・・。
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4.まとめ
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