「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第126話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・性癖
何やらブツブツと聞こえてくる部屋を見つけた頼子。
夢子と共に、部屋の前に立つ頼子は、この部屋に誰かいるかもしれない、と考えます。
修の書斎にいる藤原は、呼吸を荒くしています。
藤原は、普段修が座っている椅子の匂いを全力で嗅いでいました。
修を想うあまり、不可解な行為をする藤原。
なぜ修が、自分だけではなく依然として頼子を利用しているのかに、嫉妬していました。
誰もいないはずの屋敷と認識しているが故に、堂々と修に対する性癖を露わにしている藤原。
しかし、藤原は物音がしたため、顔を上げます。
すると、そこには、頼子と夢子の姿がありました。
驚く三人。
藤原の行為に驚きと軽蔑の目を向ける夢子。
自らの行為を見られてしまった事に、恥ずかしさのあまり顔を紅くする藤原。
思わぬ来訪に、藤原はなかなか言葉がでません。
やっとのことで出た言葉は、なぜ二人がこの屋敷にいるのかどうかでした。
頼子は、修から鍵を預かっているため、と鍵を見せながら話します。
修から鍵を預かったとうい頼子の言葉が信じられない藤原は、頼子に詰め寄ります。
嘘を吐くのは良くない、と藤原は思わず女性のような口調で頼子に問い詰めました。
鍵のことも含めて、修に一体何をしたのか、と藤原は頼子に確認を取ろうとします。
あまりの気迫に、圧倒される頼子。
夢子は、頼子を守るため二人の間に入ります。
藤原が思っているようなことを修に何もしていない、と夢子は答えました。
しかし、藤原は頼子たちの話しに聞く耳を持ちませんでした。
なぜなら、修の顔を毎日見ている藤原にとって、ここ最近明らかに修の表情が変わっているためでした。
あくまでも、修には何も話をしていない、そして、鍵も本人に渡されたもの、と頼子は信じて欲しい、と弁明します。
それでも、藤原は頼子たちを信用しませんでした。
・二人の関係
開き直った藤原は、修を支え、理解しているのは自分だけである、と崇高な気持ちで説明します。
修の唯一の理解者は「藤原由」、と本名を名乗る藤原。
藤原の言葉を復唱する頼子。
そして、藤原は、自分を理解しているのも、修ただ一人だけ、と話しました。
そのため、藤原は感情を押し殺してでも修のために行動ができる、と話します。
その例として、信子を手中に収めるため、信子と身体の関係を持ったことを思い出す藤原。
藤原の修に対する感情に嫌気がさした夢子は、実際、藤原が修にとってどんな関係なのかを聞きます。
夢子の質問に対して露骨に呆れた表情を見せる藤原。
夢子たちを卑下し、自分と修の関係を理解できるはずがない、と藤原は言いました。
男性のために身体を差し出すことで、安定した生活を手に入れることができる、と思い込んでいる頼子たちにこれ以上話しても無駄である、と藤原。
藤原の言葉に怒りを露わにする夢子は、藤原が修だけを信用していることだけは理解ができた、と話します。
それだけ認識できれば充分、と藤原は言います。
この屋敷は、修と自分が生活する場所であるため、よそ者は早く出て行くように、と藤原は手で頼子たちをあしらいます。
藤原にそのように言われる前に、そうするつもりだった夢子は、藤原とこれ以上話していると疲れる、とその場から去ろうとしました。
頼子は、屋敷を出る前に確認しておきたいことがある、と藤原に聞きます。
それは、俊人を薬の中毒にさせたのは、藤原かどうかでした。
藤原は笑顔で、その通り、と答えます。
しかし、そのことに何が問題で、自分はあくまでも薬をあげただけで、吸い続けたのは俊人本人である、と藤原は話します。
何の罪悪感も抱いていない藤原の態度に思わず腹を立てる夢子。
まだ俊人が自分の意思で会話し行動している頃のことを思い出す頼子。
自分に向けられた俊人の笑顔を頼子は思い浮かべます。
薬を俊人に渡すことになったのは、修の指示によるものなのか、それとも藤原一人の考えによるものなのかを頼子は確認します。
答えを求めて、どうするのか、と藤原は言います。
俊人を追い詰めた犯人を見つけることで、その犯人を責めるつもりなのか、と藤原は頼子に聞きました。
頼子もまた、杉山家に復讐を目論んでいたことや、元を正せば、頼子が自分と俊人に関わりを持つ役割を担っていた、と藤原は話します。
確信を突かれ、言葉が出てこない頼子。
3.復讐の赤線【第126話】感想と次回【第127話】考察予想
もうすぐ終わってしまう・・・。
- 次回が気になる方はこちらから↓
4.まとめ
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