【第129話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 頼子、変装のクオリティ・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

修が藤原に下した指示・・・それは、頼子たちの手助けだった!?

邪魔者である頼子の手助けに拒絶反応を見せる藤原・・・。

しかし、愛する修のため、藤原は決意する!


1.復讐の赤線【第129話】考察予想と感想

謎が深まる展開・・・。

2.復讐の赤線【第129話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・いざ変身!

楼(みせ)で佇む女学生の正体・・・それは、変装した蘭子でした。

あっという間に、頼子と夢子に正体を明かされてしまった蘭子。

眼鏡を外しながら蘭子は、次は分からなくなるほど、変身しなければならない、と言葉にします。

変装してもバレるはず、と思わせるほどの覇気を身に纏った蘭子の前で、頼子は少し悩みました。

それは、自分も変身をした方がいいのではないか、ということでした。

その理由として、幾度も杉山家の周辺を歩いているためです。

そんな頼子の不安を解消する言葉を蘭子はなげかけます。

それは、変身するための道具は完璧にある、ということでした。

蘭子の促されてある部屋に通された頼子と夢子。

二人は、その部屋の光景に一時言葉を失います。

なんと、そこには数日では集められないほど膨大な服が準備されていたためでした。

頼子は、自分たちの頼みがあってから、大量の服を用意してくれたのかどうか、蘭子に確認をします。

その頼子の質問に、蘭子は少し驚き目を閉じながら少しの間考えます。

蘭子が黙ってしまったため、心配した頼子と夢子は声をかけました。

二人の言葉によって物思いから呼び戻された蘭子は、二人を待たせていたことに謝ります。

そして、服が今回のために準備したものだ、という事情にしておいてほしい、と微笑みながら伝えます。

頼子は、服を大量に仕入れるためにお金がかかったのでは、と心配していました。

なぜなら、蘭子がこれから店を立ち上げることを知っており、そちらでもお金が入り用なのでは、と懸念しての発言でした。

しかし、蘭子は心配はいらない、と説明します。

その理由として、常連のお客が、店を立ち上げるためのお金を用意してくれている、ということでした。

蘭子の言葉に感嘆の声をあげる夢子。

いつ何が起こるか分からない世の中であるため、好意を断る理由もない、と蘭子は話しました。

一方で、誰の援助もなく自分一人で店を立ち上げたい気持ちがあった蘭子。

しかし、何事もできる範囲は限られている、と蘭子は自覚しています。

お店の立ち上げに資金がかからないにしても、自分たちのために服を用意してくれた、と考える頼子は、申し訳なさで気持ちがいっぱいでした。

そんな頼子の思いを受け取った蘭子は、あることを告げます。

それは、自分が遠い素晴しい存在ではなく、身近にいる存在、つまり頼子の「お姉ちゃん」として頼れば大丈夫、と言いました。

蘭子の言葉で、変装に取りかかる頼子と夢子。



・これで・・・

杉山家に続く林の中を歩く三人組の存在に気がつく怪しい影。

別人・・・のように変装した頼子と夢子、そして女学生蘭子。

三人は蘭子の提案で、手始めに杉山家の偵察にやって来ました。

すぐにでも、杉山家に押し入るのではなく、手始めに偵察をする、という蘭子の考えに夢子は素晴しい、と感じています。

蘭子は、練習はとても大事であり、場所や配役、全てを確認し本番に挑むことで質の良い舞台ができあがる、と話しました。

蘭子の口から出てきた言葉の数々に、娼婦として働く前に何をしていたのか気になった頼子。

頼子たちより前を歩く蘭子は、振り返ることをせず、あることを伝えます。

それは、今日ではない日に、じっくりと話す、ということでした。

振り向いた蘭子は、話を変えて、これからの策戦の内容の確認を頼子に聞きます。

それは、信子を家から連れ出した後に、頼子が家に侵入し、修の言葉を明確にする証拠を功の部屋から見つけてくる、ということで合っているかどうかでした。

功と一線を越えてしまったあの部屋を思い出す頼子。

時間さえあれば、きっと見つけられるはず、と確信しています。

杉山家に到着した三人。

丈夫な木の枝にぶら下がった蘭子は、自分の身体を前後に揺らし上手く木の枝に乗ります。

その姿は、まるで忍びのようでした。

杉山家の屋敷内を覗く蘭子。

足が滑りそうになる蘭子の様子を見守っていた夢子は、思わず声を出してしまいそうになります。

声が出る前に、夢子の口を塞いだのは、なんと藤原でした。

気怠そうに夢子の口を押さえる藤原に、なぜここにいるのか頼子は驚きながら聞きます。

頼子の質問に答える前に、藤原は敵を探っている際に声をあげそうになるのはいかがなものなのか、と忠告しました。

そして、二人の不自然な格好を指摘し、かえって見つかりやすくする思惑なのか、と皮肉を伝えます。

やっとの思いで藤原の手をどかした夢子は、反論しました。

悪口を伝えるために自分たちの元に来たのか、と話す夢子に、藤原はそうではない、と呟きます。

理由を話そうとする藤原の前に、木の枝から飛び降りた蘭子が着地しました。

そんな蘭子に驚き大声をあげる藤原。

蘭子は、信子の顔と行動は把握したことを頼子たちに話します。

そして、蘭子は藤原に気にとめることもなく、今日の用事は済んだため帰宅することを伝え早足で去って行きました。

蘭子の存在に驚く藤原。

夢子は、声をあげるな、と言うわりに自分こそ大きな声をあげた藤原を指摘します。

しかし、藤原は万が一見つかっても、自分には言い訳できる理由がある、と言いました。

二人の言い合いに、頼子は場所を移すことを提案します。

頼子は、昨日の宣言通り、俊人に会いに行くことを藤原にもう一度伝えました。

不服な藤原は、頼子の行動を認めつつ、少し反抗します。

それは、部屋の物以外触れてはいけない、ということでした。



3.復讐の赤線【第129話】感想と次回【第130話】考察予想

4.まとめ

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