「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第130話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・あと少しで・・・
屋敷のベルが鳴り、扉を開けた藤原。
扉の先には、髪の毛の乱れを気にする頼子の姿がありました。
そんな頼子の姿、あるいは存在そのものに未だに理解できない藤原は、それでも修の指示通り、頼子を屋敷に招き入れます。
一方で、頼子は気兼ねなく屋敷に入っていきました。
俊人の部屋に通された頼子は、藤原から俊人の現在の容態を説明されます。
俊人は、症状を抑える薬によって、深く寝ていることを藤原から頼子は聞かされました。
落ち着いた表情で眠る俊人を目視した頼子は、そのまま俊人の手を両手で優しく包み込みます。
俊人に話しかけるように、頼子はあることを言葉にしました。
それは、もうすぐ全てを明らかにするために、杉山家を来訪することでした。
そして、そのことによって俊人の家族を追い込んでしまう形になるかもしれない、と許しを俊人に頼子は請います。
真実を明らかにした後は、今以上にこの部屋に足を運んでくることを頼子は約束しました。
あと少しで落ち着く、と頼子は俊人に伝えました。
・嘘つき
晴天の日、輝く一人の女性。
全身を黒い服で身に纏った彼女は、お金を持っている未亡人になりきった蘭子でした。
役にはまりきった蘭子の姿に感心する夢子と頼子。
蘭子は、まんざらでもない気分で、いざ杉山家の門に足を踏み入れて行きます。
玄関にて家の者に声をかける蘭子。
初めに客である蘭子を出迎えたのは、小百合でした。
蘭子は、この家の前で一級品であるブレスレッドを拾ったため届に来た、と小百合に話します。
ブレスレッドに見覚えのない小百合は、もしかすれば信子の物かもしれない、と確認を兼ねて信子を呼んでくることを蘭子に伝えます。
表に出てきた信子は、ブレスレッドを落とした覚えはない、と口にしますが、蘭子の手に持つブレスレッドの輝きに気をやられます。
そして、強引に蘭子の手からブレスレッドを奪取し、探していたブレスレッドである、と信子は伝えました。
所有者の元に戻り安堵した、と話す蘭子の手は信子の視線を誘導するかのように、胸元に輝く一際大きく存在感のある青い宝石を強調させます。
瞬く間に、その宝石の虜になった信子は、初対面ながらも蘭子の胸元の宝石をまじまじと見入りました。
蘭子は、この宝石が亡くなった夫からのプレゼントであった、と説明します。
そして、この宝石の素晴らしさが分かる信子を褒めつつ、気が合うかもしれない、と話しました。
しかし、初対面であるため、出過ぎたことを話してしまった、と立ち去ろうとする蘭子。
そんな蘭子を信子は、物足りない気持ちで引き留めます。
まだ話がしたいため、時間があるならば、と信子。
信子の引き留めた声で、策戦通りになったことで口元を緩めた蘭子・・・。
3.復讐の赤線【第130話】感想と次回【第131話】考察予想
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4.まとめ
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