「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第56話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・復讐は誰のため?
部屋で、修は頼子と話をしています。
それは、篤人の結婚が近いことでした。
頼子は、篤人の結婚に恵子が猛反対していることを話します。
昔からずっと篤人を慕っている恵子。
頼子はまだ二人が本当の兄妹ではないことを知りません。
尋常ではない恵子の篤人への執着に、修は少し悩みます。
それは、篤人が結婚することで満たされた杉山家に対する復讐を邪魔されては困るからでした。
その時、ふと頼子は思います。
初めは自分の復讐に修はただ力を貸してくれているだけだと思っていたことでした。
ただ、今はどこか修自身のために修がことを進めている気がしたことです。
・ネックレスから広がる復讐
すると修は、先に恵子に復讐することを促します。
杉山家で恵子に虐げられたことを頼子は、思い出しました。
頼子は引き取られる以前に聞いていた、同じ年頃の恵子と会うことを楽しみにしていました。
しかし、想像とは違い仲良くなれず苦しむ日々が多かった頼子。
どんな復讐がいいか考え込む頼子に、修は安易な発言をします。
それは、恵子を見ず知らずの男性と関係をもたせることでした。
頼子は、自身が身をもって味わった辛さから、それは絶対ダメ、と気持ちを強く保ちます。
それに対して修は、赤線で働くのも似たようなものと頼子の考えを否定しました。
頼子は、赤線で体の関係を売ることは仕事だと割りきれるため、と言います。
折れた修は、頼子の意思を尊重しました。
そうなると、いったいどうすれば・・・と悩む頼子は、首に飾った翡翠のネックレスを無意識に触れます。
触れた瞬間舞い降りた復讐への手だてに、頼子は前を見上げました。
この復讐なら、信子と恵子の関係を辛辣にできる、と考えます。
その内容を聞こうとする修の前で、頼子は立ち上がりました。
そして、一緒に杉山家に来てほしい、と修にお願いします。
3.復讐の赤線【第56話】感想と次回【第57話】考察予想
同性として頼子は、恵子への復讐方法に悩みました。
やっぱり頼子は、根が素直で優しいと改めて思いました。
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4.まとめ
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