「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第60話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・狂乱と安寧
熾烈な女の戦いの末、埒があかない信子と恵子は、標的をお互いから頼子に移します。
範疇を越えた現象を受け止めきれない原因として、見えない邪悪な存在、あるいは好まれない神様として頼子を抽象し罵倒する二人。
そんな鬼の形相の二人に何を言われても構わない頼子は、用件だけを伝えました。
それは、全額お金を返して欲しいことでした。
帰ろうとする頼子からネックレスを奪うため、信子は襲いかかります。
ネックレスを無理やり引っ張ったため紐が契れてしまいました。
その衝撃で飛び散る珠を何かに取り憑かれたように信子は、拾い集めます。
そんな信子の姿を恵子は軽蔑の目で見下ろしました。
頼子は、正気に戻った恵子に篤人への伝言を頼みます。
それは、自分に、会いに来るために、楼(みせ)に来ないで欲しいことでした。
あくまでも来てくれるのはありがたいが、婚約者に申し訳ないことを頼子は、笑顔で話します。
何も言い返さない恵子と地べたに這いつくばる信子を背後に、頼子は修と去ります。
・優しい顔つき
修羅場の余韻を確かめる修。
頼子が放った言葉に対して、反応を求めます。
それは、俊人ではなく篤人にネックレスをもらったことでした。
頼子は、嘘ではなく言い間違えただけ、と話を続けます。
そして、万が一故意に間違えたとしても、他人からの言葉より、家族は身内を信じるはず、と頼子は話しました。
頼子の回答に、修は同意しつつ、杉山家は例外だろう、代弁します。
夕暮れ時、俊人を家に帰さないため足止めをしていた藤原は、心底人相の悪い顔をしました。
一瞬で表情を変えた藤原は、予定通りの時間になったため、適当な訳をいい、俊人とわかれようとします。
俊人は、おもむろに取り出したあの薬を見つめ、以前体調を崩したことを考えていました。
しかし、そこに悪魔の声が聞こえます。
それは、「一度に飲まないこと」、でした。
不安から逃れ安心した表情.をみせた俊人は、納得します。
藤原の笑顔を浮かべ、優しい眼差しで薬を見つめる俊人。
使い方が違っていただけ・・・。
店をでた俊人は、店員の挨拶と空になったコップを置いて行きました。
3.復讐の赤線【第60話】感想と次回【第61話】考察予想
もしかしたら、俊人がかなりよくない事態になりそうで、心配になってきました。
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4.まとめ
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