「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第62話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・もうすぐ新妻
雲から覗いた月が屋根を照らす頃、篤人は家に帰って来ました。
篤人を出迎えたのは、先ほどまで家事をしていたように前掛けで手を拭う小百合でした。
一瞬、小百合が頼子に見えた篤人。
彼女は、篤人の鞄を預かろうとします。
しかし、それを篤人は断りました。
部屋までの廊下を篤人とともに歩く小百合は、花嫁修業にいそしむ話をしています。
しかし、部屋に着いた篤人は、小百合の話と笑顔を襖で閉ざしました。
表情のうかがえなくなった小百合は、自分だけに聞こえる心の声を呟きます。
それは、小百合と篤人、お互いの利害関係が一致していることでした。
部屋では、篤人もまた小百合と同じことを考えていました。
・結婚はするべき?
ネクタイを緩め、肩から背広をむく篤人の元へ、恵子がやって来ます。
恵子は、篤人が本当に結婚する気があるのか聞きました。
何も言わず黙りこむ篤人は、少し間をおいて言葉をだします。
それは、小百合と結婚する気はない・・・しかし、鴻池家に金銭面を支えてもらっていることが明白であることを伝えました。
手を震わせながら恵子は、派手な生活に対して少しだけ妥協する意思を見せます。
しかし、金銭面以外にも小百合の気持ちを考えると、篤人は言葉に迷いました。
篤人の気迫に驚きながらも恵子は、胸元のワイシャツに指を引っかけ、篤人並みの気迫で結婚に対して拒絶の意思を見せます。
親子揃って美しいモノに目のない信子と俊人は、それゆえ金に踊らされていることに、恵子は嫌気がさしていました。
俊人が借金をしていることをなぜ恵子が知っているのか、篤人は聞きます。
迫真の問い詰めに恵子は、一時戸惑いつつも、あの時の出来事を思いだし顔を歪めながら、答えました。
それは、金貸しの男性と現れた頼子から聞いたことでした。
その言葉から、眼鏡にノイズを走らせる篤人・・・。
3.復讐の赤線【第62話】感想と次回【第63話】考察予想
小百合は、どうしても篤人と結婚したいようでした。
過去に何かあったのか、それとも容姿がタイプなのか、理由はまだわかりません。
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4.まとめ
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