「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第64話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・寝込む俊人
布団の上に横たわる俊人の傍に篤人と恵子は、座って見守ります。
部屋に入ってきた小百合は、俊人の容態を気にしました。
どうやら水を持ってくるまでの間に、俊人は力尽きて倒れていました。
かなりお酒を飲んだみたい、と小百合が言います。
いつもと違う俊人の態度が恐ろしかった恵子。
お酒を大量に飲んだことで記憶が曖昧になっているかもしれない、と篤人も思いました。
下の階から信子が呼ぶ声がします。
現状を報告するために降りようとする小百合に、篤人も恵子を誘い降りていきました。
・婚約者アピール
俊人が酔っぱらって帰ってきたことを聞いた信子は、嫌気がさします。
なぜなら、兄の篤人は娼館通い、そして弟は、放蕩し借金までつくっていたからでした。
小百合に迷惑をかけてしまった、と信子は詫びをいれます。
本人に聞こえるほど、露骨に篤人を嫌いました。
そして、小百合のような女性が婚約者である篤人は恵まれている、と言いました。
まんざらでもない小百合は、笑顔で謙遜します。
まだ小百合を認めてない恵子は、露骨に怪訝な顔をしました。
恵子の顔を見た小百合は、集まっている人たちにお茶を淹れていなくて申し訳ない、と言います。
そんな小百合のお茶はいらない、と発言する恵子を信子は諌めました。
信子の制止に対して上機嫌な反応をする小百合。
小百合は、恵子の気持ちがよくわかる、と言います。
それは、慕っている兄の婚約者など認めたくない気持ちでした。
むきになる恵子の叫びに、俊人が寝ているため静かにしよう、と篤人が言います。
いつまでも小百合に対しての態度が変わらない恵子に落胆しつつ、常に小百合の処遇を気にする信子。
恵子からの態度にも前向きな反応を見せる小百合は、婚約者として認めてもらえるよう励むことを恵子に伝えました。
目の前で腰を曲げて挨拶する小百合に、依然として態度を変えるつもりのない恵子でした。
そこで、小百合はお互いを知るために、買い物をしようと提案します。
鴻池家傘下の店で買い物することを小百合は、信子も誘いました。
喜ぶ信子と違い恵子は頑なに断ります。
首を傾げ、頬を手で支える小百合は、恵子と買い物できることを切に願っていることを話しました。
しかし、その目はひかりのない暗い目をしていました。
3.復讐の赤線【第64話】感想と次回【第65話】考察予想
小百合の正体は、善人なのか、そうではないのかわからなくなってきました。
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4.まとめ
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