「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第70話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・超えるべき関門
心配そうに見つめる恵子の先には、鏡に写った自分の姿がありました。
恵子は、俊人を筆頭に容姿について揶揄されたことをひきずっています。
玄関から聞こえた声で、小百合が来たことを感じる恵子。
なで声で出迎える信子に、恵子はお金のためとはいえ、呆れます。
玄関まで出迎えた信子を待っていたのは、小百合だけではありませんでした。
小百合は、両親を連れてきています。
連れてきたことに、笑顔で圧をかける小百合。
・これを機に・・・
楼(みせ)では、頭を押さえて悩む夢子がいました。
客がいないことで夢子が悩んでいる、と思った頼子は声をかけます。
客がいないことに悩んでいながら、夢子は楼(みせ)の前を彷徨く人物が気になっていました。
その人物は、声をかけようとしたらいなくなり、少し経てばまた戻ってくるようです。
頼子は、俊人のように恥ずかしくて楼(みせ)に入れない客を想像しました。
しかし、夢子によるとそうではなく、さらには高価な上着を身につけている、この楼(みせ)には不似合いな人物、と話します。
不思議に思う頼子。
そこに、客との接待を終えた蘭子が現れました。
一番人気である蘭子が、楼(みせ)の閉店まで数時間あるにもかかわらず、先ほど見送った客が今日の予定の最後でした。
おさちや笑子はもとより、頼子もまた、予定がありません。
常連である修や俊人からは、連絡がなく、篤人に至っては結婚が近いため、来るはずがない、と頼子は思っています。
楼(みせ)の今後が心配になりつつも、頼子にとっては好機かもしれない、と夢子は言いました。
それは、杉山家を振りきるために楼(みせ)で働くことになった頼子が、最近まで兄弟と関わっており、その兄弟が来なくなったことで、真に関わりを絶つことができたのではないか、ということでした。
そして、それを継続することを促す夢子。
その言葉の意味を自分の中で解釈する頼子。
頼子からすれば、杉山家と関わりを絶つことは、すなわち復讐を止めることになります。
夢子の言い分も然り、しかしこのまま身を引けば、これまで行った復讐になんの意味を見いだせるのか頼子は悩みます。
どうしたらいいのかわからず肩を落とし、椅子に座る頼子。
赤線には、震えた足をひきずりながら楼(みせ)へと歩く俊人がいました。
周りに目もくれず一心に前へと進む俊人の目は血走り、顔は壁のようです。
そして、頼子が自分だけのものでいてほしい、と呟いています。
3.復讐の赤線【第70話】感想と次回【第71話】考察予想
ふと疑問に思ったのですが、蘭子の髪の毛が七色なのは、本当の設定なのか、それともオーラがなせるわざなのか、気になります。
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4.まとめ
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