「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第71話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・シナリオ
書類に目を通す修。
藤原の報告によると、俊人は頼子に会うため仕事に励んでいました。
仕事の内容は、ある薬を運ぶことです。
そして、その薬を服用して錯乱状態に陥る俊人。
そんな俊人が、これからも薬を手に入れるため、懸命に働くだろう、と藤原は修に伝えました。
薬の効能を一度でも知れば、それなしでは生きていけない、と修も確信します。
俊人の末路を憐れむ修。
修のシナリオ通りことが進んでいることに、藤原は話を盛り上げます。
俊人が潰れ、信子は藤原に、そして功亡き杉山家の柱である篤人を頼子がとどめをさせば、全て計画通り、と修は見据えました。
頼子に頼らずとも自分が、杉山家の人間を潰えさせることができる、と藤原は進言します。
しかし、篤人に限っては肉体的以上に精神的な傷を与え、立ち直る気力をなくさなければ意味がない、とこれからも頼子には役立ってもらう、と修は言いました。
何も言い返さず修の考えを受け止め、深くお辞儀をひた藤原は、俊人を偵察するため、部屋を出ます。
頼子が修に迷惑をかけることがあれば、許さない、と修を背にして書類を掴む藤原の手には力が入りました。
・阻むモノ
夢子の声で、我に返った頼子。
夢子の言うとおり、頼子は復讐をやめるつもりでした。
娼婦として働く期間が定められてしまった今、杉山家の出来事をいつまでも引きずらず、新しい自分のための道を歩もう、と頼子は決心します。
赤線では、俊人が一目を憚らず奇声を上げていました。
そんな俊人を見る藤原は、俊人と頼子が消えてしまえば、自分と修の間の隙間を埋めることができる、と僻みます。
そう思いながら、先に信子を潰さなければ、と藤原は不機嫌に杉山家へ向かいました。
その頃、杉山家では、信子が客人をもてなしていました。
急な来客のため、出迎える準備の出来ていなかった信子。
客人は、それをわきまえています。
その客人とは、小百合の母、鴻池牡丹(こうのいけぼたん)と父、鴻池王親(こうのいけきみちか)でした。
王親の扇を広げ羽ばたかせる音だけで、後ずさる信子。
決して長くない言葉一つ一つに重みを感じさせる王親。
王親は、篤人がまだ家に帰ってきていないことを信子に問います。
3.復讐の赤線【第71話】感想と次回【第72話】考察予想
威厳が功と比べ物にはならないほどすごい王親(きみちか)でした。
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4.まとめ
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