【第72話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 鴻池家を超えた血筋の篤人

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

全ては修の計画通りだった!?

尊敬する修のために、うごめく藤原は、頼子を邪険に思います。

頼子もまた、修の杉山家の復讐に含まれる駒の1つであることに・・・。

1.復讐の赤線【第72話】考察予想と感想

杉山家に復讐したいのは、修でした。

頼子をつなぎに、復讐を操っていた修の過去が気になります!

2.復讐の赤線【第72話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・不埒かどうか・・・

ライオンのたてがみのように覆われた主張の強い顔を持つ王親(きみちか)。


篤人が帰ってきていない、触れてほしくない事案を突かれた信子は、言葉にならない声を出します。


目と話題を逸らすため、お茶をすすめる信子は、静まりかえる部屋の中で唯一響く扇子の音に怯えます。

王親(きみちか)の両脇に座る小百合と牡丹は、篤人をかばいました。


篤人に対して何が気になるのか、信子は二人に聞きます。

小百合は、満面の笑みで話しました。

それは、篤人が赤線に踏み入れている、という疑惑があることです。

不埒な場所に篤人が赴くはずはない、と小百合は信子を追い詰めます。


「赤線」という言葉にひどく不安を隠せなくなる信子。

否定する信子の言葉を後押しするかのように、激しく机を叩きつけた王親(きみちか)。

王親(きみちか)は、ただ白黒はっきりさせたいだけのようでした。


それは、一人娘である小百合の夫に相応しいかどうか、明確にしたいためです。



鴻池家なら体裁を保つため、これから身内になるであろう結婚相手の素性が気になるのは当然、と信子は苦笑いします。


牡丹は、杉山家もまた華族の血筋がある話しを持ち出しました。

血を引いていたとしてもかなり薄いため、鴻池家とは比べ物にならない、と信子は目を逸らします。

二人の会話を聞いていた小百合は、今時家柄にはこだわりはなく、ただ慕う篤人と結婚したい、と言いました。

その時の小百合は、篤人を思い浮かべうっとりします。

・すばらしい血筋

すると、玄関の扉が開き篤人の声がしました。


帰ってきた篤人を迎えるため部屋を飛び出す小百合。


そんなよくできた小百合が篤人と釣り合うかどうか、と信子は謙遜します。

しかし、牡丹は篤人の家柄が鴻池家より優れていることをおもむろに話し出しました。


目を逸らす信子は、そのことについてまだ本人が知らないため、話さないで欲しい、と言います。


牡丹が謝ると、部屋に篤人を連れて小百合が戻ってきました。


なかなか挨拶に出向くことができず、王親(きみちか)と牡丹に謝る篤人。


しかし、畏まらず楽にするよう王親(きみちか)は促し、家を訪れた本来の目的を伝えます。

折り畳んだ扇子を自分の手の平に強く打ち付ける王親(きみちか)は、篤人に質問しました。


それは、親しい娼婦がいるかどうかでした。

3.復讐の赤線【第72話】感想と次回【第73話】考察予想

鴻池家を越える家柄の血筋を受け継ぐ篤人・・・。


彼の正体は、何かに気になります。

何としてでも篤人と結婚したいと願う小百合の真意も謎です。


4.まとめ

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