「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第75話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・くだらない男
篤人と信子のいる居間に功の日記を携えてやって来た恵子。
功が亡くなったあとに、部屋を掃除している際に、その日記を見つけた、と恵子は話します。
日記の内容を読まれたことに、信子は悔しがりました。
一方で、篤人は恵子と自分が兄妹ではない証拠が書かれた部分を読むため、催促します。
日記を開ける恵子は、両側に座る篤人と信子に、特定のページを指差します。
その書かれた日付は、功の亡くなる直前でした。
日記を手にその部分を読み上げる篤人。
「今日までたくさんのことがあり、篤人を養子として引き取ったことや第一子の恵子が生まれた・・・」
そこから先が、滲みのため読めません。
しかし、篤人が実子でないことを証明できた恵子は、信子に事情をうかがいます。
これ以上シラをきれない信子は、最初から最後まで功がくだらない男だった、と落胆しました。
信子にとって杉山家や功に心から惹かれていませんでした。
恵子と篤人は、信子から感じる憎しみに気づきます。
功とは、政略結婚だったこと以上、過去を掘り下げたくない信子は、話を終わらせます。
・功の残した言葉
部屋を出た信子。
信子と功の関係があまり良いものではないことに、気づいていた恵子は、それでも二人にすれば恵まれた結婚だった、と思っていました。
さらなる真実を確かめるため、他のページを篤人と恵子は、読み進めます。
あるページに目が止まる篤人。
「たくさんの人を犠牲にして得られた立場に何を見いだせるのか・・・あの子供はきっと・・・」
功の記した言葉に恵子は、不吉を感じます。
功の亡くなった原因が事故であったことを恵子に篤人は、再確認します。
頷く恵子に、篤人はある異変を伝えました。
それは、日に日に日記が、まるでもうすぐ人生を終えるような内容となっていることでした。
初めはただその日の出来事が書かれていただけであることに、恵子も気づきます。
読めない部分もあるが、一通り読めば何かわかるかもしれない、と篤人は恵子から日記を預かりました。
鴻池家にも事情を話すつもりの篤人に、恵子は賛成します。
杉山家の子供ではないと知り、結婚が破談になったとしても、それを受け入れる覚悟を篤人はしました。
しかし、事情を知ってもなお小百合の結婚する意思が変わらなければ、篤人は結婚するつもりです。
篤人の回答に、小百合が本当に好きになってしまったのか、不安になる恵子。
篤人は、あくまでも結婚を楽しみにする小百合の気持ちを踏みにじりたくないだけでした。
兄妹ではないことを教えてくれた恵子に、篤人は感謝します。
居間を出た篤人は、日記を読むことで自分の生まれた秘密や、功の亡くなる直前に抱いた気持ちを知る必要がある、と覚悟しました。
それが、どんなことだとしても・・・。
3.復讐の赤線【第75話】感想と次回【第76話】考察予想
功の日記に書かれていた功を憎む「少年」とは、修ののとだと思いました。
功は、修に何をしたのか気になります。
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4.まとめ
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