【第77話】復讐の赤線、感想・ネタバレ  名ばかりの頼子と俊人の関係は、逆転して・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

人通りの少なくなった赤線地帯で、暇をもて余す頼子と夢子。

客引きする二人の前に現れたのは、不審人物と俊人でした。


浮き沈みの激しい俊人と部屋に入った頼子は・・・。

1.復讐の赤線【第77話】考察予想と感想

頼子、危ない!!かもしれません。

2.復讐の赤線【第77話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・隙を見せる主人

頼子のむき出しになった肩を掴む俊人。

その手は震えており、上目遣いで見上げる俊人は、怯えた様子でした。

奴隷扱いをし、火傷まで負わした俊人のそんな態度に頼子は、戸惑います。

突き放すことのできない頼子は、俊人の手を自分の手で包み込みました。

修と頼子の関係に不安を隠しきれない俊人は、二人の間に何もないことを確かめようとします。


自分だけの頼子でいて欲しい気持ちを話す俊人は、そうである証を確認しました。

それは、熱湯をかけられたことでできた火傷の痕です。

頼子の袖を捲りあげた俊人は、その痕に頬ずりしました。


これまで自分に触れることさえしなかった俊人の様子を頼子は、不思議に思います。

・奴隷に尽くす主人

明け方に、下へ降りて来た頼子に、夢子は俊人の様子を聞きました。


近頃、疲れが取れないことを話していた俊人は、声をかけても起きません。

夢子もまた、頼子と同じように俊人の様子がおかしいことに気づいていました。

血色も悪く、痩せた俊人が病気かもしれない、と心配する頼子。

復讐相手である俊人を気遣う頼子を夢子は、優しい、と話します。


頼子も憎むべき相手を心配する自分の気持ちに揺らいでいました。

その優しさが頼子の長所であり、ずっと負の気持ちを抱いていたら疲れてしまう、と夢子は頼子を肯定します。


そこに蘭子がやって来ます。

蘭子もまた憎むことで得られるものより失うことの方が多い、と力説しました。

蘭子の言葉に感動する夢子。


蘭子に続いて降りて来たのは、俊人でした。

頭を抱えながら階段を降りる俊人は、思いかけずよく眠ってしまったことを呟きます。


それならばまだ居ればいい、と話す頼子に俊人もそうしたいが、仕事があるため楼(みせ)を出るつもりでした。

きちんと仕事をこなそうとする俊人の言葉に蘭子は、頼子に養ってもらう考えが俊人にないことに、感心します。

蘭子の提案が好条件であるために、悩む俊人。


しかし、夢子は主人である俊人が奴隷の頼子に養ってもらうのは矛盾している、と笑います。

図星のあまり頼子に養ってもらうことを全否定する俊人は、仕事に向かいました。

そんな俊人の顔色から何かに気づく蘭子・・・。

3.復讐の赤線【第77話】感想と次回【第78話】考察予想



あんなに弱い姿を見せられたら憎むこともできず、かえって罪悪感いっぱいになると思います。

4.まとめ

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