【第83話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 頼子の膝で安心し眠る俊人の手は力なく落ちる・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

俊人の様子が気がかりな頼子。

少しでも情報を得ようと修と話そう、と考えます。

しかし、連絡手段がないため、芳子に相談した頼子は・・・。


1.復讐の赤線【第83話】考察予想と感想

俊人をダメにしているのが、頼子が話したがっていた修、本人という奇妙な関係図になってきました。

2.復讐の赤線【第83話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・約束

楼(みせ)の暖簾を越えて外にでた頼子。

そこには、血の気のない俊人が壁にもたれ座りこんでいました


藤原に連れていかれた一時前の俊人の姿を思い浮かべる頼子は、俊人に声をかけます。

頼子の言葉に反応した俊人は、約束を守り楼(みせ)に来たことを呟きました。

戸惑いながらもお礼を言う頼子は、俊人に部屋に行くことを伝えます。

・優しい言葉

静まりかえった玄関で、帰ってきたという言葉を出した篤人。

家の奥から慌ただしく聞こえる騒音の主は、恵子でした。

篤人が帰ってきたことに、恵子は喜び、篤人をきつく抱きしめます。

家に上がると、食器が割れ襖が破れた部屋を目の当たりにした篤人。

尻込みする信子に、事情を聞きました。


信子は、俊人が暴れたことを話します。

その言葉から、以前にも様子がおかしかった俊人を篤人は、思い浮かべます。


恐ろしさのあまり身を固めていた恵子は、気がついた時には俊人がいなかったことを話します。


信子は、この家の状態では小百合を部屋にあげることができない、と悩みました。

少し考えた篤人は、俊人の所在に思い当たるふしがあるため、そこに赴こうとします

篤人を体で止める恵子と言葉で遮る信子。


結婚を控える男性が行くところではない、と罵倒します。

しかし、家を傷つけた俊人が外で問題を起こせば、それこそ事件になる、と篤人は説明しました。


核心をつかれて黙る信子と恵子は、家を出るために篤人が玄関を開けた音を見送ります。


その頃、頼子は、俊人を膝の上で寝かせていました。


食べ物がいらないか、聞く頼子に俊人は震える手を天井に伸ばしながら、頼子の顔をに近づけます。

目をつぶりながらも今の状態を保ちたい旨を伝える俊人の手を頼子は、自分の顔と手で挟みました。

あまりにも子供のような俊人がやはり、中毒かもしれない、と心配になる頼子。


頼子の心配もよそに、虚ろな目で側にいてほしい、と俊人は話します。

自分の問いかけに、肯定した頼子の言葉を聞いた俊人は澄んだ眼になりました。


頼子が篤人に告白し、篤人しか気に止めない信子や自分を邪険する恵子・・・、しかし、楼(みせ)を訪れた際に頼子にかけてもらった言葉を思い出す俊人。




頼子の心地よい言葉を夢にも思っていなかった俊人の手は、力をなくし布団に上に乱暴に落ちます。


眠ってしまった俊人に、優しく声をかける頼子。

3.復讐の赤線【第83話】感想と次回【第84話】考察予想

一瞬亡くなってしまった!?と心配になりました。

だんだん俊人の存在が悲しくなってきました。


4.まとめ

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