【第89話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 叶わない恋に悩む恵子に近づく、魅惑的な藤原

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

俊人の様子を確かめに来た小百合。


邪魔な俊人には、結婚式が終わるまで・・・。


そして、芳子の持つ新聞紙には!?

1.復讐の赤線【第89話】考察予想と感想

先が読めません。

本当に篤人と小百合は結婚できるのかわからなくなってきました。

2.復讐の赤線【第89話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・母娘の懐柔

結婚式を前日に控えて修は、物思いに耽っていました。

神妙な顔持ちの修に、藤原は計画通り上手くはず、と答えます。

なぜなら、滞りなく結婚式が終わるように、手を尽くしていたからです。

そして、修は藤原にあることを命じました。

それは、結婚式が終わり次第、信子の心を捉えることでした。

くすんだ眼で、藤原は修の命令に快諾します。

さらに、修は恵子についても対処するよう指示をしました。

恵子は、篤人の結婚に反対しているため、上手く取り入りやすい、と修は考えました。

恵子に対する扱いの件においては、表情の柔らかくなった藤原。

続けて、復讐の舞台の一員である頼子の行動について考える修。

結婚式後には、頼子にも活躍してもらうため、そろそろ楼(みせ)に出向かわなければ、と修は考えています。

作業が終わり次第、修は楼(みせ)に行くことを話しますが、藤原は何も返事をしません。

そんな藤原を気にすることもなく、修は命令を実行するよう促します。

・阻まれて

その頃、相変わらず結婚式に出ない、と信子に駄々をこねる恵子が杉山家にいました。

いよいよ結婚式が明日にも関わらず、恵子は自分の意思を貫きます。

信子の話を聞かない恵子に代わり、篤人も説得します。

俊人は床に伏せている中で、恵子も列席しないのは、体裁が保たれない、と篤人。

自分の気持ちを曲げてでも、家族のために行動して欲しい、と篤人は告げました。

それでもなお、自分の気持ちを譲れない恵子。

恵子もまた、篤人が自分を好きではない、という気持ちを受け止めようとしました。

しかし、どれだけ試みても現実を受け止めきれない悔しさを般若のように顔に滲ませます。

万が一、結婚式に赴いたとして、篤人の横に並ぶ小百合を見ただけで、おかしくなってしまう、と恵子は怒りをあらわにしました。

机を挟んで向こう側に座る篤人に、恵子は身を乗り出して懇願します。

それは、結婚式に参加させるのを無理強いしないでほしい、ということでした。

二人の会話を聞く信子は、兄妹の会話ではない、と嫌煙しため息をつきます。

信子から机の上から降りるよう指摘された恵子は、素直に言うことを聞きました。

そして、篤人に恋愛感情を抱くのが好ましくないとして思われたとしても、行動を制限するのは止めて欲しい、と譲渡します。

恵子の気持ちを聞いても、篤人はやはり鴻池家が気がかりでした。

兄妹が誰一人参加しない結婚式では、家同士に泥がついてしまうと篤人は危惧します。

どうしても恵子に参加してもらうため、土下座しようとする篤人。

しかし、恵子はそんな篤人の姿を見たくないため、部屋から飛び出します。

再びため息をつく信子に、篤人はまだ大丈夫、と答えました。

家を飛び出し、街を歩く恵子は、篤人と自分の関係が幸福になれないことを悟っていました。

そのことを理解して、素直に良い妹として結婚式に参列すべき、ということも理解しています。

呆然と歩く恵子は、ある男性とぶつかります。

謝る恵子が見上げると、それは赤線で道案内をした容貌の美しい藤原でした。

3.復讐の赤線【第89話】感想と次回【第90話】考察予想

4.まとめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました