「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。
2.復讐の赤線【第91話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・結婚する運命
月が雲から顔を覗かせる頃、上機嫌で帰って来た恵子。
恵子は、篤人に結婚式に参加する意思を伝えました。
急な恵子の態度の変化に困惑する篤人に、恵子はとりあえず部屋に入ってから話をすることを促します。
恵子の気持ちの変化について問う篤人に、恵子は心境を話ます。
それは、篤人に対する恋しい気持ちは変わらないものの、晴れの日をきちんと見送りたい、と思ったため、と恵子は笑顔で答えました。
そして、旧華族である杉山家の本当の子供ではないと知っていても篤人との結婚願望がある小百合に恵子は敬意を示します。
そんな恵子の発言に、篤人は黙っていたことを話します。
それは、自分が杉山家の本当の子供ではないことを小百合は知っていたことでした。
自分の出生について功の日記から知った篤人は、その後小百合と会う機会がありました。
河原の土手を歩く小百合と篤人。
肩幅以上の鍔を持つ帽子を被った小百合は、篤人の話に耳を傾けます。
周りに人がいない場所を選んだ篤人は、誰にも聞かれたくない自分自身の話について小百合に話しておきたいことがあった、と言いました。
そして、自らの出生について話す篤人。
思い悩んだ末に、事実を明らかにした篤人に、小百合は思ってもみなかった反応をします。
それは、篤人が杉山家の子供ではないことを知っていたことでした。
驚く篤人に、小百合は篤人の本当の親の名前が「西条栄一」と「西条京子」であることを説明します。
それ以上に、篤人について知らない小百合は、それでも唯一明確なことがありました。
それは、生まれた時から篤人との結婚する運命だったことです。
風に煽られて烏が空を舞う中、飛んでいかないように手で帽子を押さえる小百合は笑っています。
言葉が詰まる篤人に、結婚式が終わり一段落ついてから王親(きみちか)に聞くことを小百合は提案しました。
・丸く収って
恵子に事の一部を話し終えた篤人。
なぜ杉山家の一員になり、産みの親が何をしているかわからないものの、少しばかり自分の生まれについて知れたことに、篤人は喜びで満たされていました。
それ以上知りたいが、信子に聞いても無駄だろう、と恵子も篤人も考えます。
功に対して良くない気持ちを抱く信子の真意も確かめなければ、と篤人は思いました。
ともあれ、信子の所在を伺う恵子に、篤人は明日の支度のため部屋に入ったきり、と伝えます。
それを聞いた恵子もまた、部屋に戻ろうとしました。
居間からでる時にも、正式に結婚式を祝う気持ちがあることを恵子は伝えます。
笑顔で喜ぶ篤人。
しかし、少しの間に起きた恵子の心変わりに、篤人は引っかかります。
そんなことより、今は結婚式について考えなければならない、と篤人は思いました。
3.復讐の赤線【第91話】感想と次回【第92話】考察予想
恵子と藤原の間に何があったのかが、一番気になります!!
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4.まとめ
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