【第93話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 藤原と修の関係は、5年前の事件がきっかけ・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

頼子の心変わりに、表情を見せない修。

杉山家と徹底的に、関係を絶つ気持ちを言葉にした頼子。

頼子が一番知りたいのは、母親についてでした。

1.復讐の赤線【第93話】考察予想と感想

修の本当の企みに気づいたとき、頼子がどんな反応をするのか注目です。

2.復讐の赤線【第93話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・藤原の過去

修に恵子と接触した報告をする藤原がいました。

「藤原」という名前は、信子から聞いているかもしれないと予測した藤原は、恵子には「木下」と名乗ったことを伝えます。

篤人に未練がある恵子をどのようにして懐柔したのか、修は気になります。

当然のように藤原は、自分が持ち得る巧みな言葉で手名付けたことを言いました。

藤原を褒め、感心する修。

藤原は、全て修が教えてくれたため、と敬意を払います。

何も知らない弱い立場であった自分は、修のおかげで成長できた、と藤原は感謝しました。

修と巡り会うことができなかったら、変わることができなかった、と5年前の出来事を藤原は話します。

5年前に、藤原は両手を紐で括られ身動きができない状態の中、大勢に暴力を振るわれていました。

その時の藤原は、丸刈りで顔を腫らしています。

暴力を振るわれていた理由が、異国の血が入っているため、だけでした。

そこに現われた、修によって助けられた藤原。

血やお金の有無によって、人間としての生活を与えられない世の中が、狂っていると修は持論を言います。

藤原は、そんな修の考えを肯定しています。

・乖離

結婚式の話に戻る二人は、俊人が妨害手段として利用することができなくなった、と話し合いました。

他の手を考えなければならない、と話す修に藤原は、応急処置として会場に諜報員を配置していることを報告します。

結婚式の最中、鴻池家の住居に人手がなくなる頃を見計らって俊人の状態を伺うよう修は、藤原に命令しました。

修にとって、俊人はだ使い道があるようです。

連れ戻すべきか相談する藤原に修は、鴻池家側から俊人を突き放すのを待つべき、と答えました。

結婚式の日、植木を専門とする職人が堂々と、鴻池家の門番に許可を得て屋敷に入っていきます。

牢屋にて、膝を折りたたみ横向きに眠る血色のない俊人。

俊人の周りには、近づく音が鳴っています。

格子の向こう側に現われた藤原の存在に俊人は気づきました。

自分がなぜ牢屋にいるのか、そして頼子の姿を見たい思いを伝える俊人。

藤原は、淡々と俊人の安否を確認します。

あと少し我慢すれば、牢屋から出て頼子に会うことができる、という藤原の言葉に俊人は舞い上がります。

極論を言えば「頼子」の言葉にだけ反応を示した俊人を藤原は哀れに思いつつも、より一層現実から乖離してもらわなければならない、と考えました。

そんな藤原は、背中で隠れて見えない手に注射針を持っています。



3.復讐の赤線【第93話】感想と次回【第94話】考察予想

4.まとめ

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