【第94話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 青空に思い浮かべる唯一の初恋に頼子は・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

5年前の事件がきっかけで関係が始まった修と藤原。

いよいよ待望の結婚式に向けて、入念な準備を進めます。

役者が揃ったことで・・・。

1.復讐の赤線【第94話】考察予想と感想

さらに俊人を追い詰めようとする修と藤原。

信子も恵子も、篤人も、もっと俊人を心配してあげてほしいです。

2.復讐の赤線【第94話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・無意識な結婚

楼(みせ)にて、夢子の隣に座る頼子の顔は、睡眠不足に犯されたように老け込んでいました。

そんな頼子の顔に驚く夢子は、心配します。

声をかけられたことで、いつもの瑞々しい顔に戻った頼子は、思い悩んでいたことが表情に出ていたことを気にしました。

頼子が考えていたのは、篤人の結婚のことでした。

意識をしないようにしていたものの、露骨に態度に滲み出ていたことに、頼子は反省します。

篤人の結婚を頼子から聞かされた夢子は、結婚相手である家族について話をしました。

その結婚相手が、滅多にお目にかかれないような雲の上の人物、とだけ夢子は知っています。

頼子もまた、その家族が「鴻池家」であることだけ認知していました。

そこに新聞を持って現われた芳子は、二人に少しは見聞を広めることを勧めます。

芳子が手にしていた新聞をひろげると、そこには以前楼(みせ)に篤人を連れ戻しに来た王親(きみちか)の姿が写っていました。

まじまじと新聞に写る王親(きみちか)の姿をのぞき込む夢子は、関心します。

これほどまでに有名な人物が、いったいなぜ篤人と結婚するのか、夢子は疑問に持ちました。

そんな夢子の興味を芳子は退けます。

なぜなら、あまり関係のない家の事情に口だししては良くないからでした。

しかし、頼子は杉山家と遠い親戚であることを夢子は話します。

それに対して、頼子は遠い親戚であるものの、芳子の意見に従うつもりでした。

そして、篤人の結婚についてもこれ以上想像したくなかった頼子。

・初恋と決別

そんな頼子の肩に手を置いた芳子は、微笑みます。

芳子は、頼子の考え方を後押ししました。

それでも、夢子はお金持ちが行う結婚式について想像が膨らみます。

どれくらいの規模で催すのか考える夢子に、頼子はあっさり答えました。

頼子の態度が、杉山家との縁を切るため、と気づいた夢子。

応援する夢子に、頼子はあまり上手く断ち切れそうにない、と話しました。

頼子の曖昧な反応から、まだ篤人に想いを寄せているかもしれない、と夢子は疑います。

しかし、頼子ははっきりとそうではない意思を伝えました。

それでも篤人は頼子が初めて胸が締め付けられるような感情を抱いた初めての相手でした。

それゆえに、過去の淡い出来事を頼子は思い出してしまうようです。

それは、杉山家から辛く当たられる中で、唯一篤人が擁護してくれた日々でした。

そんな頼子の思い出に、夢子も同調します。

しかし、頼子の思い出とは裏腹に、夢子の篤人に対する印象は最悪でした。

夢子からすれば、篤人は店内で人目もはばからず男女の仲をさらけ出し、挙げ句の果てには頼子の存在に気づかないような男です。

さらに、決めつけは芳子に塩で払われる存在で、脳内が固執した考えの持ち主でした。

気持ちを切り替えるため、胸の前で合掌する夢子は、頼子に外に出かけることを誘います。

表情の明るくなった頼子は、夢子の誘いに応じます。

その時頼子は、二度目の篤人への決別を自分に言い聞かせます。



3.復讐の赤線【第94話】感想と次回【第95話】考察予想

頼子の中で生きる、初恋相手である篤人は確かに良かったです。

ただ今となっては、とんでもない世間知らずの男性と判明しました。

4.まとめ

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