【第95話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 繋がるために・・・夢子の過去の記憶

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

結婚式を前に、過去を振り返る頼子。

夢子は、杉山家との決別を願う頼子のため、何も考えなくてすむようにあることを提案しました。

その提案と共に、篤人を忘れようと頼子は微笑みます。


1.復讐の赤線【第95話】考察予想と感想

いよいよ篤人と小百合の結婚式・・・。

頼子の初恋がとても切なく感じます。

2.復讐の赤線【第95話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・笑顔

いかにもな建物内では、鴻池家と杉山家の結婚式が執り行われていました。

肌の手入れを入念にした信子と手ぬぐいを噛みしめる恵子、そして貫禄のあるうれし泣きをする王親(きみちか)、いつも通りの牡丹がいました。

そんな四人を筆頭に大勢に見守られながら和服姿の小百合とタキシード姿の篤人がいます。

ウエディングケーキを前に、篤人と夫婦になれることに喜びを感じる小百合。

幸せな感じた小百合の言葉に、篤人はぎこちない笑顔で応じました。

そして、両家の結婚式は俊人によって壊されることなく、無事終えました。

王親(きみちか)に先回りされたことで、計画破棄となった修は悔やみます。

・繋がる形

気分転換に、いきつけの百貨店にやって来た頼子と夢子。

夢子は、真新しい化粧品の前で足を止めています。

その化粧品を手に入れたいと考える夢子ですが、あいにく手持ちのお金がないためためらっていました。

そこで頼子は、夢子にある提案をします。

それは、頼子がその化粧品を夢子に買ってあげることでした。

その理由として、出会って間もない頃に夢子が頼子のために、身なりを整えるための物品を購入してくれた、そのお礼がしたいためでした。

何も持っていなかった頼子のために、あらゆるものを揃えてくれた夢子。

物を与えてくれた事以外に、夢子の穏やかな対応にも頼子は感謝していました。

そんな頼子の気持ちを汲み取って、夢子は素直に提案を聞き入れます。

オレンジ色とピンク色の口紅を頼子から受け取った夢子。

夢子は、ピンク色の口紅を頼子に渡します。

少し驚く頼子に、夢子は気持ちを伝えました。

それは、これから楼(みせ)が終わることで離ればなれになった時、再びお互いの関係が続くように同じ物を持っておきたいという、夢子の気持ちでした。

夢子は、家族の元を離れて暮らすことになった時、夢子の母もまた夢子に対してお揃いのお守りを渡したのが、同じ物を持つことに意味を感じさせたきっかけでした。

そして、楼(みせ)で働き出して間もない頃、気が滅入っていた夢子。

そんな時、母に渡されたお守りを手にすることで耐え抜いてきたことを夢子は話します。

夢子の過去と思いを耳にした頼子は、その口紅を大事にする、と言いました。

そして、そんな夢子と過ごす時間が、残りわずかである、と頼子は悟ります。



3.復讐の赤線【第95話】感想と次回【第96話】考察予想

4.まとめ

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