【第97話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 頼子を逃さないため修は、あの人物に・・・

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

ついに夜を共にした篤人と小百合。

西条家復興を目論む小百合の積極的な態度に、たじろぐ篤人・・・。

一方で依然として杉山家の復讐に囚われた修は、頼子に近づきます。

1.復讐の赤線【第97話】考察予想と感想

西条家がまだどのような家柄か明らかにされていないので、早く知りたいです。

2.復讐の赤線【第97話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・捕食者


憎悪に満ちた構えで頼子に会いに来た修。

修は、杉山家への復讐を加速させることを伝えに来ました。

篤人と小百合の結婚式が終えた今、修はさらなる復讐を実行に移すつもりです。

そんな修に頼子は恐れを感じます。

そして、何かあれば呼ぶよう蘭子の忠告を頼子は思い出しました。

頼子の反応を聞くまでもなく、修は復讐相手を篤人にするよう指示します。

しかし、頼子は修の指示を断りました。

頼子は、杉山家との関わりを絶ち復讐をめる意思を伝えます。

輝きを失った目で修は、頼子の考えを否定しました。


・優しい獲物

頼子は、追い出されたあと杉山家に対する憎しみが強かったことを修に語ります。

しかし、楼(みせ)で働くうちに、芳子や夢子の温かさ、頼れる蘭子、嫌いになれないおさちや笑子に出会ったことで、人生の歩みかたを学んだ頼子。

そして、それが杉山家で過ごしていた際には何一つ得られなかった、と頼子は訴えます。

あの頃は、未来に対する気持ちもなく、ただひたすら辛い日々を頼子は過ごしていました。

復讐に囚らわれなくても、頼子は人生への生きがいを感じられるようになりました。

そんな頼子が、周りに影響され自分に辛くあたった杉山家に対する憎しみを忘れてしまった、と修は哀れみます。

頼子は、復讐を止めようと考えたのは自分の意思である、と思いを伝えます。

修には感謝している頼子ですが、杉山家への復讐を糧とする生き方と決別したい意思は変りません。

杉山家が今後どうなろうが興味もなく、杉山家を出ることで俊人の本当の気持ちにも気づいた頼子。

俊人もまた、杉山家の中で苦しんでいた、と頼子は悟ります。

「俊人」という言葉に反応し、好機と捉えた修。

修は、頼子の考えが手ぬるい、と言いました。

あれほどまでに、頼子を苦しめた杉山家、そして擁護しつつも行動に移さなかった篤人、そんな篤人が頼子の気持ちをこれからも理解しないまま、裕福な生活を送っていくだろう、と修は話します。

さらには、小百合という存在がいながら頼子に気持ちを伝えるような篤人。

そんな篤人に復讐せず過ごすことができるのか、修は問いました。

戸惑う頼子に、修は最後に言葉を繋げます。

それは、篤人が結婚式を妨害しそうな俊人を牢屋に閉じ込めるような最悪な男である、ということでした。

「俊人」という言葉に、反応し不安を隠しきれない頼子。

そんな頼子の態度の変化に、修は口角を上げました。

その頃、鴻池家の牢屋にて蹲る血色が悪い俊人。

格子の外から俊人は、王親(きみちか)に話しかけられます。



3.復讐の赤線【第97話】感想と次回【第98話】考察予想

初めの頃と違い、登場人物の印象が正反対になってきました。

4.まとめ

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