【第99話】復讐の赤線、感想・ネタバレ 被さる艶めかしい新妻、小百合

復讐の赤線~恥辱まみれた少女の運命~

「復讐の赤線~恥辱にまみれた少女の運命~」は葉山いずみさん、慶優さん、ユーナさんの作品です。

修の言葉で思い出してしまった頼子。

それは、俊人でした。

様子のおかしかった俊人が頭から離れられない頼子に、夢子は・・・。

1.復讐の赤線【第99話】考察予想と感想

頼子に幸せになって欲しい反面、俊人を見捨てないで欲しい気持ちがあります。

2.復讐の赤線【第99話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・無慈悲

山中に置き去りにされた俊人。

植物が擦れた音が聞こえた方角に視線を向けると、そこには藤原がいました。

俊人を哀れに感じる藤原。

自分を哀れむ藤原が誰なのか俊人は分かりません。

俊人の反応に、一定の理解を藤原は示しました。

なぜなら、服用する薬の影響が認識能力の低下を俊人にもたらしていることを知っているからでした。

改めて、俊人に自己紹介をする藤原。

藤原は、俊人を助けに来たことを伝えます。

「藤原」という言葉に、俊人は過敏に反応し、袖をまくり上げます。

そして、うっ血した内側の肘を差し出し、早く薬を投与するようせがみました。

藤原は俊人の要望通り薬を用意していました。

そして、薬の力を借り気分を上げて下山するよう俊人に提案します。

・私だけを

金銭的世間的に潤いを得た信子。

なぜなら、杉山家に鴻池家の娘、小百合が嫁いできたためでした。

新妻らしく愛想を見せる小百合は、姑である信子に気を使います。

信子が居間から出て行くことで二人きりになった小百合と篤人。

小百合は、篤人に悩みを打ち明けます。

それは、未だに恵子が自分を受け入れてくれていないことでした。

食事を済ませると、信子はすぐに居間から立ち去っていることを小百合は気にしていました。

小百合の心配事について、篤人はさほど気にしていません。

なぜなら、結果的に恵子は式に列席してくれたため、内心は二人の結婚を祝ってくれているはず、と篤人は考えていました。

そして、恵子の今の態度には、恥ずかしさが含まれているのだろう、と篤人は言います。

篤人の言葉を鵜呑みにする小百合は、恵子と仲良くなるため励むことを宣言しました。

恵子だけでなく、俊人とも仲良くなって欲しい、と話しかける篤人。

篤人の俊人に対する気持ちを快諾した小百合。

しかし、小百合は一つ疑問に思ったことを呟きます。

それは、俊人が杉山家へ帰ってこられるかどうかでした。

小百合の言葉が理解できない篤人は、その疑問を質問で返します。

結婚式が終わるまでの間、俊人は鴻池家にいる、と篤人は思っていたからでした。

そして、結婚式も一段落したことで、俊人もすぐに帰ってくるものだと、篤人は考えています。

困惑する篤人とは、反対に冷静な小百合は、王親(きみちか)から何も聞かされていない篤人に、俊人の容態を説明します。

それは、俊人が感染する病気に罹ってしまい、誰も会うことのできない部屋にいることでした。

小百合の肩を掴み、俊人の話を聞こうと迫る篤人。

それ以上何も知らないことを語る小百合を置いて、篤人は俊人の元へ行こうとします。

立ち上がる篤人を押し倒した小百合。

篤人を見下ろし、自分のことだけを考えて欲しいとお願いしました。

3.復讐の赤線【第99話】感想と次回【第100話】考察予想

4.まとめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました