~新たな使命~
森の中を一人の法師が歩いています。
法師は木のうろの中に竹アジロを入れました。
爺はその法師がうろに入れた竹アジロを取り出し指令が来たと呟くのでした。あずみ一行は、外界を歩いていました。
初めて見るものばかりに、あずみたちは爺に質問攻めをします。
そして、爺は外界でのあずみたちの最初の使命を伝えます。
片桐兵部という男のもとに反乱を起こすために人が集まっていると話します。
そこで、あずみたちにその者たちを打ち倒すことを指示します。まず初めに敵の人数を把握するため、あずみが魚売りとして本拠地である寺に侵入しました。
そんなあずみを邪な気持ちでみる男が たちがいました。
男たちは、あずみの後ろをついていきました。
あずみを林の中に連れていこうとする男たちに、あずみは何をされるのかわからないようです。
使命以外に武術を見せてはならないという爺の教えから、あずみは大声をあげて逃げようとしました。
その声を聞き、あずみを助けようと来た男性は、男たちを追い払います。
男性の名は滝沢柳太朗といい、良くないことをしようとした男たちに怪我をさせてしまったことを詫びました。
あずみが道中に生えていた柿を黙って取ったことに対して、滝沢は諌めようとしましたが、それくらいの量なら大丈夫だろうと言いました。
滝沢は顔が汚れていたので、川で洗っていると、胸のところから柿が落ち、流れて行きました。
滝沢も柿を取っていたようです。あずみは滝沢も寺に行くことを聞き、驚きます。
滝沢は食べていくには雇ってもらわなければといい、寺に向かいました。
あずみは滝沢の後ろ姿を見ながら、何かを考えているようです。
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