【1巻第⑥話】あずみ、感想・ネタバレ

~矛盾した使命~


川で魚を捕るあずみたちがいます。

今夜の晩御飯でしょうか?


あずみは、爺に柳太郎のおじちゃんは◯さなくていいよねと、承諾してもらうため、訴えかけます。

あずみには柳太郎のおじちゃんがいい人だと感じたみたいです。

それを聞いていたひゅうがはたとえいい人でも、悪いことをしようとしている人たちの仲間にはいったんだろう?と話しわってはいってきます。

あずみは、そんなことはない、おじちゃんはあいつらの仲間にはならないはずだと言い張ります。

そこで、爺はあずみたちを廃墟に連れて行きました。

廃墟には痩せ干そってお腹を空かした子供たちがいました。

そこに大人はおらず、これが戦乱によってもたらされた事実だと爺は言います。

子供たちはあずみたちに食べ物を乞います。食べ物をひたっくるように取った子供たちは、取り合うように貪ります。

あずみは食べ物を調達しようと走り出しますが、爺がそれを止めます。

一時だけ助けても意味がない、このような子供は至るところにいると教えます。

そして、あずみたちもまた同じような境遇であったことを知らされます

。同じ境遇の子供たちが今後増えないよう、悪を打ち倒すため意思を固めたあずみたちでした。



爺はある法師と歩いています。寺に集う片桐兵部一党は加藤清正を頭とし戦を起こそうと考えています。

伏見にいる加藤清正が立ち上がり、豊臣の残党が集結するのを願っていました。

そこで、爺と歩く法師は、加藤清正のふりをし、片桐兵部宛に、書状を送ったと、爺にはなします

。案の定、伏見に行く決断を固めた片桐兵部一党は、声をあらあげていました。

法師は爺に天海様が期待していると伝えてくれと言われたそうです。

一方あずみたちは、山中を歩く片桐兵部一党の一部に目を付けていた。

柳太郎がいないか心配だったあずみは、いないことを確認し使命を果たすべく走り出しました。

一党は、魚を売りに来ていたはずのあずみたちが、目の前を憚ることになんのことやらと心配してます。

刀を抜くあずみたちに遊びは止めなさいという一人に、あっという間に首をはねるあずみ。

下谷村と違い、少し骨のある人がいると思うが、あずみたちには敵わず。

ものすごい速さであずみは、斬っていく。

しかし、あずみの仲間ながらが槍で突き刺される!


戦が起こらないようにあずみたちに使命を与える爺自身が、戦を起こしている・・・

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