【1巻第⑧話】あずみ、感想・ネタバレ

片桐一行をたった4人で倒してしまったあずみたち。

それを目の当たりにした柳太郎は、改めてあずみたちと話すことに・・・

柳太郎についていく慎蔵は、あずみを前に刀を抜きます!

柳太郎は片桐一行を脱退するのか!?

あずみたちが荷車組を倒した犯人だとわかった片桐一行は、あずみたちを相手にどのような対抗を見せるのでしょうか?

そして、柳太郎は片桐の集団をあずみの願い通り抜け出す決断をするのか・・・

「皆やられちまった・・・あの子供たちはなんなんだ!」

あずみたち4人に仲間をやられた片桐一行は驚きます。

大人を倒すほど強いあずみたちは忍者か何かを疑う片桐一行は、荷車組を襲ったのもあずみたちではないか、もっと他に仲間がいるのではないかと話しました。

片桐は、いくらあずみたちが訓練された子どもであり、不意を突かれたとはいえ、たった4人に数人の大人たちがあっけなくやられてしまったことを情けないと発言します。

しかし、あずみたちの姿を目の当たりにした片桐一行は徳川方には子供にまで訓練をつけた部隊があると判断しました。

なんとしてでも山を越えないといけない片桐一行は、橋を落とされたため当初の予定を変更することに。

一旦、一行は山中で野宿することになりました。

柳太郎は一人、隊を離れ山を進みだします。

そこに「どこへ行くきだ?」と慎蔵。

あずみに会いに行くのだろうと柳太郎に声をかけました。

柳太郎は目の前で見たのに、どうしてあずみがあんなことをしたのかありえない気持ちでした。

あずみたちはきっと近くにいると確信している柳太郎は山の中であずみを呼びます。

「あずみ!!話がしたい!」

柳太郎の声が聞こえたあずみは、話をしてくるとひゅうがたちに言いました。

柳太郎と慎蔵の前に姿を現したあずみは「あの仲間かr抜けてくれた?」と答えを聞きます。

あずみという子を知りたい、話をしよう、と柳太郎はあずみの前で座りました。

あずみがあんなにも強いことに驚いたこと、どこで誰に訓練をうけたのか、使命とは何かをあずみに質問します。

詳しくは言えないが、あずみは言える範囲で柳太郎に話していきました。

悪を倒す使命があるため、人を斬らなければいけない・・・だから柳太郎には仲間を抜けて欲しいとお願いします。

あずみのような可愛い女の子がなぜ使命を果たさなければいけないのか、とあずみに問いますが、あずみは爺から教わった通りの“使命”について語ります。

「片桐を斬るということか?」と慎蔵は突然あずみに聞きました。

戦を起こそうとする悪でと認識しているあずみには愚問でした。

「確かに今は徳川が、勝利を・・・そのために。」と柳太郎。

慎蔵は子供にそんな話をしても無駄だと言います。

あずみは戦のために子供たちが飢えていることをこの目で見た、と悪を倒すことは正論だと決めます。

あずみは命をかけて使命を果たすように洗脳されている、と慎蔵が言いますが、柳太郎はあずみの言ったことに反論できなかった柳太郎はあずみの言ったことに考えさせられました。

慎蔵は「片桐様に仕えた以上、主を斬るというならば、わしはお前を斬らねばならない!」

と刀を抜き出します。

柳太郎は慎蔵を止めます。

「おじちゃんの友達を斬りたくない」とあずみ。

甘く見るな、斬られるのはあずみかもしれないと慎蔵は言いますが、あくまでもあずみは「おじちゃんの友達を斬りたくない」の一言でした。

慎蔵にとっての使命が、主君を守るためである、と言いあずみに斬りかかる慎蔵は胸を突かれてしまいます。

血を浴びたあずみは「あの集団から抜けてくれ!」と懇願し去っていきました。

あずみと柳太郎たちを木の上から見ていたひゅうがたちは、あずみがどこに走っていったか探し出しますが、敵がまだいるので次の作戦を考える事に。

一方あずみは、血を洗い流すため水の中に入っていました・・・。

あずみたちはやっぱり強いですね。

大人たちが敵わずバタバタと倒れ行ってしまうので、一体どんな訓練を受けてきたのでしょうか?

最初の試練で、仲間たちと斬りあうくらいなのでかなり厳しい訓練だったと想像できます。

そして、明らか?になったのが爺が徳川側からの指示であずみたちを動かしている事でしょうか・・・。

お互いの使命のために斬りあうあずみと慎蔵。

柳太郎は、あずみの話にも一理あると言い考え込むあたりに、あずみが柳太郎はいい人だと感じた理由がわかった気がします。

あずみには柳太郎のように、自分の意見を持ちながらも相手の言葉にも耳をむける柔軟な考えができるようになってほしいです。

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