「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
子供の姿なのに、もの凄く強いあずみに誰も敵いませんね。
たださえも油断しているのに攻撃された時には、もう手遅れです。
しかも、女の子なのでこれまた誰も自分を狙ってるとか思わない・・・。
爺のあずみの才能を見つける目は凄い!と改めて思いました。
今まで無傷に使命を果たしてきたあずみですが、なんと!初めて傷を負いました。
傷を負わせたのは、井上勘兵衛という人物で加藤清正の側近のようです。
なかなかやりよります。
あずみ自身も井上を手強いと確信していますが、さらにめんどくさい事態が!
井上の子飼いである飛猿という人物もこれまた曲者で、あずみは飛猿に捕まってしまいました。
あずみは、どうなるのでしょう!?
2あずみ【2巻第8話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・大胆な加藤清正
あずみの血の匂いを辿ってきた飛猿は、とても鼻がよくあずみの場所がわかったようです。
不意を突かれたあずみは、背後から飛猿に押さえ込まれてしまいました。
隙を突いて飛猿から逃げ出すあずみに、飛猿は興味津々です。
あずみの追跡を楽しもうと追いかける飛猿でしたが、気がつくと足に針が刺さっており上手く追いかけられませんでした。
悔しがる飛猿に気にもせずあずみは走っていきます。
無事に使命を果たしたあずみたちは、楽しく夕食をとっていました。
加藤清正を中心として浅野長政と真田昌幸が荷担し、徳川家康と豊臣秀頼の対面が実現しました。
今だに実権を持つ徳川に対し、次はの将軍は秀頼が就くべきだと考えていた浅野と真田が倒れ、加藤清正は故郷熊本を目指し伏見を出発しました。
途中宿を取る加藤に道中の疲れを取るため大芸道をみせたいという一行が訪れてきます。
ぜひ見てみたいと言う加藤に井上は策謀な刺客か紛れているかもしれないので止めておいた方がいいと進言しました。
人望で地位を高めた加藤に言わせてみると、民からの献上に見向きもしないことは、良いことではないと判断します。
さらに加藤は、井上の進言である影武者を立てることを聞き入れた時から自分を責めてしまって苦しいと心の内を見せました。
何も言えない井上・・・。
盛大に歓迎を受ける加藤は実際は影武者であり、その隣の隣・・・にいるのが本物です。
警備を怠らない井上は、飛猿からあずみが紛れ込んでいることを知らされました。
影武者よりかなり楽しく芸を楽しむ加藤。
次はかわいい子供たちによる芸の番です。
あずみは女の子の格好をして芸を披露します。
井上も飛猿もあずみに気がつきません。
盛大に拍手を受けるあずみたちは、締めの技を披露しました。
終わった瞬間、あずみは影武者に、向かって槍を一直線!
驚く加藤と飛猿!叫ぶ井上!!
3.あずみ【2巻第8話】感想と次回【2巻第9話】考察予想
あんなに警戒していても気づかないものなのですね・・・。
顔がきれいで他にない顔立ちのあずみは目立つような気もしましたが、残念。
女の子の格好をしていても、飛猿はあずみが女の子であることを知っているのでもしかしたら、気づくかなと思いましたが、匂いに頼りすぎました。
あっという間に使命を実行したあずみたちは、惚れ惚れします!
手際の良さに感銘を受けます。
でも残念なことに、本人より威厳のあるあずみが止めを刺したのは、影武者でした。
初めて使命を果たすことができないことになるのでしょうか?
それにしても、加藤清正の登場シーンは色んな意味でえっ!となります。
ぜひ、見てみてください。
4.まとめ
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