【3巻第①話】あずみ、感想・ネタバレ 爺の判断に苦しむあまぎは、あずみの胸の中で・・・。

あずみ

「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。

逃げるあずみたちを飛猿は、今度は逃がさないと決意を胸に追いかけます。


あずみたちも自分たちの武術を見られたため飛猿を生かしてはおけません。

戦いの末に飛猿は追い込まれ自爆してしまいました。

爺に無事終わったことを伝えたあずみたちは、忍者の刀の怖さを知らされます。


食後一人で家を出るあまぎの腕には・・・。


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1.あずみ【3巻第1話】考察予想と感想


ひゅうがが飛猿や忍者の追手は大したことがなかったと話すことで、忍者からの刀の攻撃を受けてしまったあまぎは皆に伝えることができませんでした。

あまぎが怪我をしていることに唯一気がついていたのはあずみで、あまぎを心配します。

あまぎの腕に口をつけて毒を吸いだすシーンは・・・。

あまぎがあずみを意識している?ように思えました。

性、というものを詳しくあまぎは知らないと思うので、単にあずみの他の皆とは違う雰囲気で直感的に意識してるのかな、と思います。

2.あずみ【3巻第1話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

見捨てないでほしい・・・

あずみたち子供と爺の正体が何者で誰の命で動いているかを知る必要があると判断した井上は、取り逃がしてしまったためすぐにでも追いかけたい心中の飛猿に見張ることを命じました。


爺の似顔絵を持ってくるように指示する井上と飛猿の会話を盗み聞きする人物がいます。

猪蔵は飛猿の不意をうち攻撃しますが、寸前のところで止めました。

猪蔵は飛猿と同じく忍を学んだ身であり、自分を雇ってもらえるよう井上にとり計ります。



みんなが寝静まった後、苦しむあまぎ。

あまぎは刀に塗ってあった毒で高熱が出ていました。

なぜ傷を受けたことを言わなかったのか、と爺は躊躇います。



刀を持ち出した爺はそのままあまぎの腕を斬り落としてしまいました

手遅れかもしれないが、今できる最善の方法だと爺は荒治療します。

目が虚ろなあまぎは、まだあずみと使命を果たしていきたいから見捨てないでほしい、と爺に懇願しました。


目の前が暗くなるあまぎを荷車に載せて乗りたがっていた船に乗せてあげるため移動するあずみたち。

あずみの胸に寄りかかるあまぎは柔らかくて気持ちがいいと呟きます。



そのままあまぎは眠るように・・・。

爺はこの前倒した加藤は影武者であったことを伝えます。



船に乗って移動するはずだったあずみたちは、予定を変更して再び加藤を討つため行路を変えました。

必ずあまぎの敵を取るため加藤を倒すと誓うひゅうがたち。

あずみはあまぎの乗りたがっていた船に少しでも乗せてあげようとあまぎを抱えて船に乗り込みます

顔を知られていない猪蔵は、あずみを追いかけました。

船に入るあまぎとあずみ、そして猪蔵・・・。

3.あずみ【3巻第1話】感想と次回【3巻第2話】考察予想

あまぎーー!!

まだ子供のあまぎが、子供らしくすることなく使命のために命を落としてしまうのがとても悲しいです。

最善の方法という爺の治療方は言葉にできないくらい辛いものでした。

船に乗りたがっていたあまぎを思い、船に連れていってあげるあずみに爺は、あずみに止められたときに話をつけれるようにお金を渡しました。

爺の優しさが感じられます。

戦いを終わらせるために、多くの犠牲を出さないための少ない犠牲・・・。

考えさせられるような話になってきました。

4.まとめ

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