「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
あまぎが爺に言った言葉がなんとも切なく感じます。
見捨てないでほしい、まだみんなと一緒にいたい・・・。
最後まで戦いのために生きた子供が言う言葉だと、改めて思いました。
毒に侵され腕もなくなり、苦しみながら眠りについたあまぎの心境はどうだったのでしょう・・・。
2.あずみ【3巻第2話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
あずみを引き込む猪蔵
あまぎと一緒に船を観るあずみを猪蔵は邪な気持ちであずみを見ています。
船頭も観に行こうとしたあずみを荷置き場に引き込む猪蔵。
あまぎはその衝撃で地面に落とされてしまいました。
押さえ込まれたあずみを猪蔵は抵抗されないように衣類を切ってしまいます。
立ち上がれば身体が露になってしまうあずみに尋問をする猪蔵。
船上に伏しているあまぎを見たあずみは怒り立ち上がりました。
裸になってしまったあずみを前に猪蔵はあずみの良さを知ります。
あずみは物怖じせず、猪蔵に反撃しました。
猪蔵の読みとは違い裸のまま戦うあずみは猪蔵に胸を掴まれますが、その隙に猪蔵の視界を奪います。
刀の毒に気をつながら戦うあずみは猪蔵の首を折り無事に倒すことができました。
あずみと猪蔵の戦いを見ていた乗客たちは、女の子であるあずみが勝ったこととあまぎがもう生きていないことに驚いています。
船を降りたあずみを爺たちは待っていて・・・。
3.あずみ【3巻第2話】感想と次回【3巻第3話】考察予想
あずみの異国の血が入った顔や身体は皆が認めるほどの美貌であることがわかりました。
猪蔵の予想を裏切って裸体のまま戦うあずみは、やはり普通の女の子ではなく戦士として育った、と改めて感じさせられます。
そう考えると人はいつから裸が恥ずかしいと教わるのでしょうか?
あずみは爺と爺に育てられた子供たちとの世界しか知らない・・・。
あずみは恥ずかしさより戦うことに重きを置いていたため、猪蔵に勝つことができたのだと思います。
ただ話の序盤であずみは、ひゅうがたちの前で裸になることを避けていたことから少しずつですが戦士としてのあずみと、女性としてのあずみが芽生えてきているのではないかと思いました。
4.まとめ
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