「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
戦国時代は、本当にこんな感じだったのかと怖くなるような描写がありました。
歴史に残るような大きな戦いの他に記録に残らないあずみたちや佐敷三兄弟のような戦いがあったのかもしれないと思うと感慨深いです。
多くの犠牲を出さないためにも爺はあずみに使命を出し続けることが、良いことなのかそうでないのかは、決めつけることができません。
2.あずみ【3巻第5話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・そっくりな似顔絵
あずみたちは追いかける途中で先ほど別れたばかりのおじいさんと男の子が倒れているのを見つけました。
二人はすでに亡くなっていたが、女の子がいないことに気がついたあずみは近くの藪で裸の状態で女の子が倒れているのに気がつきます。
介抱するあずみの後ろでひゅうがは胸の鼓動が大きく鳴っていました。
男の子とおじいさんを土に埋めたあずみたちは、女の子をなぐさめます。
丹後まで一緒に付いてくるよう女の子にあずみは勧めました。
おじいさんと違い爺はじぶんたちのことを思って行動してくれることや優しいことを女の子のやえに言います。
一方、次こそはと似顔絵をしっかりと確認した佐敷三兄弟は爺と似顔絵がとても似ていることに驚きます。
うきはは爺の背後にいる佐敷三兄弟を少し意識しつつ、帰って来た爺にあずみたちがいないことを報告しました。
時間を置かず佐敷三兄弟は爺の背中に鎖のついた斧を投げますが、うきはによって交わされます。
町なかでは被害が出ると判断した爺は宿にある刀を取りにいかず人中を避けました。
・あずみ不在の戦い
爺は自分のことは気にせずに戦いに集中するよううきはに命じます。
爺は一人で二人の相手をしているため息が荒くなっていました。
なんとかやえに元気を出してもらおうと頑張るあずみとひゅうがとは反対に、佐敷三兄弟に苦戦する爺とうきは。
爺は隙をつかれ背後から刀で・・・!!
3.あずみ【3巻第5話】感想と次回【3巻第6話】考察予想
あずみとひゅうが、早く戻って戻って!と言いたくなる話でした。
数的に不利な爺とうちはは苦戦していましたが、数だけでなく佐敷三兄弟もかなり手強いように思えます。
戦いを楽しんでいるような感じもしました。
人違いで倒してしまったことで結果的にあずみたちを不利に追い込んだ佐敷三兄弟はこのままあずみたちを・・・。
最後のシーンでは爺が「!!!」のような感じで終わってしまったのでどうなるのか続きが気になります。
4.まとめ
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