「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
海に飛び込んだあずみの安否を確認しないまま、熊本へ船で移動する清正と勘兵衛。
いよいよ家康を破り秀頼を天下に据えようと気持ちを鼓舞した矢先、海から這い上がってきたあずみによって清正は討たれてしまいます!
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1.あずみ【4巻第1話】考察予想と感想
またしてもあずみはものすごい早く清正を斬りつけていつものようにさすが!と思いたいところですが、今回はなんだかそんな気持ちにあまりなれませんでした。
理由は、勘兵衛の両親が家康に受けた行いのためです。
とても恐ろしいことを勘兵衛の両親にした家康、そんな家康側につくあずみはまだこのことを知らないのがなんとも難しいと思いました。
今は指示だけを聞いてそれを正しいと思い行動するあずみが、これから色々な話を聞き、人に関わることでどのようなな感情を持つのか気になります。
2.あずみ【4巻第1話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・大野治長登場
家康にとって邪魔な存在は秀頼です。
家康が倒れてしまえば、再び東西をわける戦いが起こってしまいます。
この戦国時代で生き残るために戦うことを生業とする人材は大坂に集まってきました。
こんな時期であるため秀頼の側近である大野治長に近づくことができた爺でした。
天才的な軍略家として大野に近づいた爺は、あずみたちと一緒に秀頼に会います。
・天下を収める器
千姫と秀頼、淀の方の前で剣術を披露する爺に驚き感嘆する秀頼、淀の方も爺を素晴らしいと豪語しました。
これほどの腕前である爺がなぜここに来たかと淀の方に問われます。
そこで登場したのがあずみたちでした。
孫として育てているためこれまで士官することができなかったとウソを言います。
あずみたちの登場で和みました。
あずみの駒回しに純粋に驚く秀頼は、あずみの可愛さにも注目します。
なんとか無事に秀頼や淀の方の心を掴むことができたと喜ぶ爺たちに、あずみは秀頼はいい人だと言いました。
その言葉に爺は、いい人では天下を・・・。
3.あずみ【4巻第1話】感想と次回【4巻第2話】考察予想
ついに最終目標?の秀頼に近づくことができたあずみたちでした。
秀頼や淀の方の心を掴むために念入りに準備した爺はやはり素晴らしいと思います。
あずみの言うように秀頼は、純粋な心を持った人に見えました。
優しい秀頼を本当に倒さなければならないとは信じられません。
4.まとめ
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