「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
2.あずみ【4巻第7話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・天下人が心を許した相手は
勘兵衛は淀の方にあずみが刺客であることを伝えました。
楽しそうに秀頼と遊ぶあずみに、一人の側近が貴重な虫を捕まえた、と報告しに来ます。
よく視ようと手の中を覗き込むあずみを背後からたくさんの武士が押さえました。
刺客だとバレたあずみは、必死に逃げ出そうとしますが、勘兵衛の一撃で気を失ってしまいます。
あずみが刺客であることを信じない秀頼に、虫が好きなのも秀頼を騙すためと勘兵衛が言いました。
それでも信じない秀頼を天下人として情けない、と淀の方が言います
・己の脱出を第一に
大野治長を先頭に勘兵衛は、爺たちのいる屋敷に来ました。
かなりの人数に囲まれたことを察知した爺たちは、逃げ出す準備をします。
うきははあずみを、ひゅうがはやえを心配しますが、何よりも自分の脱出を第一に考えることを突きつけた爺。
ひゅうがはやえの手を取り、屋敷を出ます。
牢屋でまだ気絶するあずみ。
あずみの笑顔も近づくためのウソだったのかと考える秀頼。
3.あずみ【4巻第7話】感想と次回【4巻第8話】考察予想
あずみを思ううきはややえを思うひゅうがに辛い使命を与える爺はとても酷だと思いました。
これまでなら何も思わず使命を果たしてきたひゅうがでしたが、初めて爺の言いつけを破ってやえと共に屋敷を出ようとします。
あずみたちは、感情や気持ちを学んでいくことでだんだんと使命を果たすのが難しくなっているように思いました。
恋をすることや自分以外の大切な人の存在によって成長していくあずみたちは、今後どのようになるのか楽しみです。
やえを助けるためにひゅうがが斬られてしまうのではないかと、心配です。
4.まとめ
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