「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
2.あずみ【5巻第4話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・爺の切望
何かを話そうとするうきはは、もう声がでません。
血を吐いたうきははそのまま倒れてしまいました。
うきはを抱き込むあずみは、まわりを囲まれていることを思い出します。
一方、落ち合い場所にいる爺。
爺の読み通り、よくない方に事が進んでしまったことに焦りを感じていました。
その爺の前に現れたのは、家康の配下、伊賀組の者でした。
厳重な城の警備の中を潜入し、これまでにあずみとうきはに起こったことを爺に伝えました。
うきはが亡くなったことと、次に残りの子供たちを淀の刀が探しているこを伊賀組の者は言いました。
残った子供とあずみを淀の方は、戦わせようとしているようです。
あずみを脱出させるよう力を貸してほしいと伊賀組の者に爺は頼みました。
・理想の戦士だったうきは、こけしとなり・・・
爺にとってうきはは誰よりも冷静で感情に振り回されることがない理想の戦士だと考えていたようです。
そのうきはが、あずみに対して友情以上の感情を抱いていたことに気がつけなかったと爺は思います。
うきはに似たこけしを作る爺。
爺の腹を覆う布には、これまで亡くなった戦士たちのこけしが縫い付けてありました。
うきはを含めてこけしの数が8体となります。
なちに続きうきはも斬ってしまったあずみの心情を爺は考えました。
大切な人さえも倒していかなければ、理想の戦士とはなりえないことを爺は思います。
あずみが苛酷な運命になんとか立ち直ってほしいと爺は願います。
牢屋で茫然とするあずみ。
鍵を手に入れた伊賀組の者は勘兵衛に見つかってしまい、自爆してしまいました。
3.あずみ【5巻第4話】感想と次回【5巻第5話】考察予想
爺の推察が全て合っていてすごいと思いました。
それだけずっとあずみたちを見てきたということがわかりました。
武術として立派に育てることができた爺でしたが、心に関しては手におえなかったようです。
4.まとめ
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