「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。
2.あずみ【6巻第3話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・上手のあずみ
ひゅうがを倒し、爺を襲った美女丸が真田幸村の刺客だと爺はあずみに教えます。
美女丸は、あずみの異人の血が入った容姿を観察していました。
生きていけばもっといい女になると悟った美女丸は、なおさらあずみを倒そうと決意します。
美女丸の母親も美しかったが、夜叉が棲みつき恐ろしい人物だったようでした。
そうなる前に、あずみを倒そうとと美女丸は思います。
あずみの持つ双頭刃の刀を見て、剣技を美女丸は読み込みました。
美女丸に対峙するあずみは、刀も構えず堂々と間合いを詰めます。
いつものように指を狙えない美女丸は、あずみの顔を狙いました。
美女丸が刀を振り切った瞬間、あずみはあっという間に懐に入り込み腹を斬ります。
次の一撃に入ろうとするあずみに「待って」と美事丸は言いました。
家の屋根から見ていた飛猿は、勝負が決まったと確信します。
・血の色はみんな同じ
膝を地面につき、あずみの強さに感心する美女丸は、自分のお腹から流れている血が母親と同じ色をしていることに驚いていました。
美女丸を楽にしようと近づくあずみに、再び「待って」と美女丸は言いました。
こんな汚い所では嫌だ、せめて花が欲しいと言う美女丸に、近くに咲いていた椿の花をさしだすあずみ。
「ありがとう」の言葉をいい終えた美女丸は、首から血渋きをあげ倒れながら息絶えます。
3.あずみ【6巻第3話】感想と次回【6巻第4話】考察予想
個人的に、ものすごく好きな話でした。
美女丸の歪んだ性格や行動の原因が母親にあったことがわかりました。
そんな母親を憎んでいたのか、あずみが母親のようにならないためにあずみを倒そうと美女丸は思ったようです。
お腹から流れる血が母親と同じく色をしていることに驚く美女丸は、自分も母親と同じ夜叉だと思ったかもしれません。
4.まとめ
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