【6巻第9話】あずみ、感想・ネタバレ 枝打ちを感謝する空海の真意とは・・・

あずみ

「あずみ」は作家小山ゆうさんの作品です。

勘兵衛の執念に感銘を受けたあずみは、脱出の手助けをします。

勘兵衛だと気がつかないままあずみは、看病を続けました。


ふと、歩むべき道がわからなくなったと話すあずみに、勘兵衛が伝えたこととは!?


  • まだ前話を読んでいない方はこちらから↓

1.あずみ【6巻第9話】考察予想と感想

爺が信じられなくなったと勘兵衛に話すあずみは、これからどのように行動していくのでしょうか?

勘兵衛の助言である、信頼できる尽くせる人物を見つけるためにあずみは行動するかもしれません。

2.あずみ【6巻第9話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・「心のままに」

月を見上げるあずみと勘兵衛。


爺の元へ帰らなくてもいいのか、と聞く勘兵衛の問いにあずみは、「心配させる」と言います。



月に目掛けて指の上で駒を回すあずみ。


あずみの特技を見ながら、勘兵衛は楽しそうでした。



これから会う人の中で、命をかけてもいいと思えるような人に出会えた時、その人のために一生懸命生きればいい・・・という勘兵衛の言葉をあずみは思い出していました。



川で顔を洗い終えたあずみが戻ると、そこには勘兵衛の姿がありません。


飛猿によって、運び出されたようです。


勘兵衛の寝転んでいた場所には、手紙がありました。


心のままに・・・




・爺の役目

一方、爺こと月斎は天海に会っていました。


天海は今回の戦が、数日で終えたことを喜んでいました。


それも、爺によって豊臣臣下たちの枝打ちをしたおかげと天海は言います。


お礼を言う天海は、爺の治らない脚のケガや戦士たちの数が減ったことを悔やみます。

豊臣が滅んだとしても、まだ天下までの道のりは遠く、これまで通り枝打ちをしていくよう天海は爺に伝えました。



元の場所へ戻ってきた爺は、まだあずみが帰ってないことに気がつきます。


あずみのことだろうから、また戻ってくるはずと爺は高をくくっていました。


あずみが帰って来た際に、どのようにこれからも使命を果たすよう諭すか考えていると、数人の武芸者がやって来ました。

爺の命をもらいに来たと言う武芸者たちに、爺は誰の指示だと聞きます。


依頼主の名前は、空海でした。

爺の元へ戻って来たあずみ。


勘兵衛の言葉通り行動するとすれば、今のあずみにとって大切な人は爺と判断したためでした。


怒られると思いつつ、機嫌よく小屋に入るあずみ。


しかし、そこには爺の姿はなく代わりに血の跡がありました。


敵の襲撃にあったと悟ったあずみは・・・。


3.あずみ【6巻第9話】感想と次回【7巻第1話】考察予想

勘兵衛が、ものすごく良い言葉をあずみに教えてあげたのが印象的でした。


爺の話と現実が違うことに困惑していたあずみにとっても心に響いた言葉だと思います。


敵であるあずみに助けてもらったことで、借を返すとまで言った飛猿。


反対に味方であるのに、用がなくなったとして爺を消そうとする空海。


私もあずみ同様困惑しそうです。

4.まとめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました