「だぶるぷれい」は作家ムラタコウジさんの作品です。
2.だぶるぷれい【第3話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・速球
夕暮れが近づく中、グラウンドで部活に励む生徒を横目に見ながらタマオは、問いかけます。
それは、学年一の美少女、蘭と一つ屋根の下で暮らすことになったことを誰が信じてくれるのか、でした。
そんな蘭から、誰もいなくなったグラウンドに野球道具を持って来るよう指示されたタマオ。
少し悪い予感がするタマオは、グラウンドにいることを懐かしい、と感じます。
すると背後に、現れた蘭はいきなりタマオに豪速球を投げました。
急にも関わらず、蘭の球を受け止めることができたタマオ。
蘭は、素振りで投げ返すよう合図を送ります。
タマオは、受け止めた球が少し小さく、それがソフトボール用であることを悟りました。
思いっきり球を投げるものの、上手く蘭の手元まで届きません。
それでも、蘭はしっかりタマオの球を受け止めます。
再び投げ返す蘭の球は、とても速く、一方タマオの球は、相変わらず平均的な速さでした。
何も話さず続く、球のラリーに、疑問を抱くタマオは、蘭の球の速さにも驚きます。
タマオが、球を返そうと構えた時、蘭は突然後ろを振り向き着いてくるよう言いました。
蘭に連れてこられた場所は、誰もいない女子ソフトボールの部室でした。
・敏感なタマ
部室に入っていいものか悩むタマオに、蘭は静かにするよう言います。
タマオのような言うことを聞く人間がいるため、部活で使う大きな鞄を持って帰ってもらうつもりの蘭。
タマオは、女性の部室であっても汗を止めるスプレーの香りがすることを呟きます。
しかし、臭いのではなく香る、という意味で呟いたタマオの言動に蘭は、誤解しました。
タマオを蹴り倒す蘭は、ベンチに上向になったタマオの上に股がります。
そして、「臭い」という言葉に怒った蘭は、タマオの鼻に自分の脇を押し付けました。
密着する二つの体。
蘭は、タマオに嫌がらせをしているつもりです。
しかし、タマオは蘭の脇が臭いとは感じず、むしろスプレーの匂いと蘭の体液を感じ、蕩けてしまいそうになりました。
蘭は、嗅がせるだけではなくタマオの脇を自ら嗅ぎ、臭いと罵ります。
匂いを嗅がれることに羞恥心を抱くタマオは、なぜか下半身が興奮してしまいます。
お互いにが匂いを嗅ぐ呼吸音が響く中、タマオは意識が朦朧としてきます。
股がる蘭のお尻の間に突き刺さるタマオの反りあがった棒。
その棒に自ら下半身を擦り激しく体を上下させる蘭。
誰もいない部室から聞こえる甘い声。
そして、ついに二つの体は痙攣をし、一息つきました。
この現状を心の中で、誰も信じないだろう、と考えるタマオ。
匂いと興奮から解放されたタマオは、ズボンの1ヵ所を滲ませます。
そんなタマオが自分の匂いを嗅いで吐き出したことに、気持ち悪い、と言いました。
そして、以前も自分の匂いをベッドで探し興奮していたのだろう、と追及します。
鞄を持って帰ってくるよう蘭は伝えます。
これでお互い様と話す蘭。
そんな蘭に、タマオは疑問を抱きました。
それは、匂いに対してなのか、何なのか・・・。
3.だぶるぷれい【第3話】感想と次回【第4話】考察予想
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4.まとめ
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