「旦那が美貌を隠す訳」は作家Hararaさん、Gabi Namさん、Jungyeonさんの作品です。
2.旦那が美貌を隠す訳【第29話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・レティーシャの奇抜な案
水晶宮に行くことを提案するレティーシャ。
「調べる価値が・・・」
エルデンは、レティーシャの発言に驚きました。
「危険・・・」と心配するエルデンの考えとは、裏腹にレティーシャはかえって安全だと考えています。
理由は、二つあります。
一つ目は、誰かに襲われた場合、周囲の人たちを巻き込んでしまう可能性があること。
二つ目は、逆に悪魔の中なら目立たず行動ができる・・・とレティーシャは、判断しました。
全く思いもしなかったレティーシャの案にエルデンは、感服します。
正確な水晶宮の場所を知らないエルデン。
地図を広げたレティーシャは、これからの旅路を確認します。
村を迂回して、バイセン城に向かうより、水晶宮があるとされる、荒地を突っ走る計画を立てました。
誰も見たことがない、とされる水晶宮には、「魔物が引く馬車が・・・」とエルデンは、話します。
「僕は、魔物同然の容姿・・・レティーシャは・・・」とエルデン。
すると、レティーシャはあるモノを取り出しました。
それは、仮面でした。
売られた子供ではなく、領主夫人に見えてほしい、という思いを込めて仮面を作ってもらいました。
そんなレティーシャの気持ちに、またしてもエルデンは欲を感じます。
それは、早く解放してあげたい気持ちと長くそばにいたい、という気持ちでした。
さらに考えを巡らせるレティーシャ。
デビルハントが不調なバイセン伯爵と水晶宮との関係でした。
不調な割に豪華な舞踏会を催すバイセン伯爵は、どこかから支援を受けている・・・?
さらに、急にハルステッドを招待したことや現在も、悪魔の襲撃がないことに、レティーシャは疑問に思います。
レティーシャの考えに、エルデンもまた同調します。
・誰も見たことがない水晶宮
ヤギのような顔をした魔物が馬車を引いてきました。
じっとりとした雨の中、魔物は、何の疑いもなくエルデンとレティーシャを馬車に乗せます。
ダイヤモンドキャッスルと呼ばれるベレアルの城を見つけたレティーシャ。
思っていたより、バイセン城から近いことに感心を持ちました。
「着いた・・・」と魔物が馬車を止めた場所。
そこには、それらしき建物はなく、湖にたたずむ一本の大木がありました。
エルデンたちが、初めて水晶宮に来たことを知った魔物は、説明を始めます。
説明の内容は、大木まで湖の上を歩いていくと水晶宮が見えることでした。
次の客を見つけるため、魔物は去っていきます。
言葉の意味が理解できないながらも、湖の上を歩こうと足を踏み出すレティーシャ。
水の上を歩けることに、レティーシャは驚きます。
エルデンは、「次元の間」に入ったことを言いました。
次元の間とは、奇想天外なことが起きる狭間のようです。
木を見上げるエルデンとは反対に、レティーシャは、木の根本を見ていました。
湖に沈む木の根本は、はっきりと見えるのに自分たちの姿が見えないことに、レティーシャは気がつきます。
根本の部分に足を踏み込んだレティーシャ・・・。
すると、水の中に落ちてしまいます。
助けようとしたエルデンも同じく落ちてしまいました。
しかし、水の中だというのに、息ができて体が濡れていないことに、レティーシャは驚きます。
実はそこは、湖が反転した場所でした。
そして、レティーシャに声をかけるエルデン。
エルデンと同じく方を向くレティーシャが、見たのは水晶宮でした。
3.旦那が美貌を隠す訳【第29話】感想と次回【第30話】考察予想
レティーシャは、かなり頭が良いと分かりました。
きっとバイセンとベレアルは、どこかで繋がっている可能性があります。
そして、ハルステッドに罠を仕掛けるため、わざわざ舞踏会に呼んだのでしょうか?
4.まとめ
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