「旦那が美貌を隠す訳」は作家Hararaさん、Gabi Namさん、Jungyeonさんの作品です。
2.旦那が美貌を隠す訳【第40話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・ついに見つけた!
エルデンの登場によって、レティーシャがただの店主ではなく、ハルステッドの領主婦人であることに、ベレアルは気がつきます。
バルコニーにて、エルデンを目視するレティーシャの背後に佇むベレアル。
ベレアルは、レティーシャの存在を警戒しました。
エルデンを乗せたドラゴンは、塔の一角に着地し、咆哮を上げます。
しかし、塔に棲まう魔物が投げた縄によって、ドラゴンは拘束されてしまいます。
すかさずエルデンはドラゴンから飛び降り、魔物に向かい剣を振り下ろし、瞬く間に縄を断ち切りました。
エルデンのおかげで勢いを取り戻したドラゴンは、ベレアルと対峙するレティーシャの姿を見つけます。
ドラゴンの咆哮で、エルデンもまたレティーシャの存在に気がつきました。
・信じた心
レティーシャの目論みを問いただすベレアル。
ベレアルからの問いに答えぬまま、レティーシャもまたベレアルの真意を追求します。
ベレアルが行う商売の仕組みをレティーシャなりの考えでレティーシャは話しました。
そのレティーシャの考えが、ただの思い過ごしだ、とベレアルは否定します。
ベレアルに対して物怖じするどころか、未だに好戦的なレティーシャは、側に仕えるうり坊のような魔物に問いかけました。
その内容は、ベレアルからどのような条件で雇われているかでした。
うり坊のような魔物は、体が小さいためベレアルに保護してもらう名目でベレアルの側に仕えていることを素直に話します。
その話から、うり坊の労働環境における待遇の悪さを指摘しました。
レティーシャの言葉の意味が理解できないうり坊。
そんなうり坊に、さらに話そうとするレティーシャをベレアルは止めます。
しかし、レティーシャはうり坊に対して明確に意見を伝えます。
それは、劣悪な労働環境でうり坊が働いていることでした。
初めて言葉の意味を理解したうり坊は、唖然とします。
ベレアルの怒号が飛ぶ中、レティーシャはうり坊を抱き上げます。
そして、自分に付いてくれば現状以上の安定した暮らしができる、と勧誘しました。
目を潤ませて、承諾するうり坊。
そんなうり坊をベレアルは、笑います。
その理由は、労働を放棄すればその者が罪に問われるためでした。
そのことを知らなかったレティーシャは、この世界での理を理解します。
抱き上げられたうり坊を取り返すため、うり坊の頭を両手で掴むベレアル。
しかし、レティーシャはそれを拒みます。
レティーシャを認識し、城外で暴れるドラゴン。
ベレアルは、レティーシャにうり坊を離し、暴れるドラゴンの対処に取りかかるよう促しました。
レティーシャは、ドラゴンの行いを褒めつつ、うり坊の体から手を離しません。
ぬいぐるみを取り合うかのように、うり坊の頭と脚を引き合うレティーシャとベレアル。
勝負の末、うり坊の衣服が破れ、うり坊はベレアルの元に戻りました。
激しい交戦により、息づかいが荒いベレアルは、自分から従業員を奪おうとするレティーシャを軽蔑します。
うり坊の衣服が手元に残ったレティーシャ。
衣服と共にレティーシャの手元には、連れ去られれる際に門を取り出したあの巾着袋があることに、レティーシャは気がつきました。
レティーシャの手首を掴み激しく引くベレアルは、自分の恐ろしさを味あわせるために城内に連れて行こうとします。
その光景を目撃したドラゴンとエルデンは怒りに燃えました。
慕うレティーシャに対するベレアルの行動に腹を立てたドラゴンは、炎をまき散らし怒りを露わにします。
炎を吹き出すドラゴンの姿に、焦りをみせるベレアルにレティーシャは気がつきます。
そんなベレアルの態度から、勝機を感じたレティーシャは、徐にバルコニーの手すりに飛び乗りました。
そして、商売をする者同士であっても、自分よりベレアルが劣っている、とレティーシャはベレアル本人に伝えます。
そして、そのままバルコニーから宙に飛び降りるレティーシャ。
塔から真っ逆さまに落ちるレティーシャをドラゴンに乗ったエルデンが、しっかりと抱き留めました。
風の勢いで髪をなびかせながら、エルデンがきっと受け止めてくれると信じていたことをレティーシャは話します。
見つめ合う二人。
3.旦那が美貌を隠す訳【第40話】感想と次回【第41話】考察予想
大人になったレティーシャは、とても美しく、エルデンとお似合いの夫婦だと、改めて思いました。
- 次の話が気になる方はこちらから↓
4.まとめ
コメント