【第45話】旦那が美貌を隠す訳、感想・ネタバレ レティーシャの心の隙間に忍び寄るベレアルの怪しい影

旦那が美貌を隠す訳

「旦那が美貌を隠す訳」は作家Hararaさん、Gabi Namさん、Jungyeonさんの作品です。

ベレアルをおびき出すことに成功したレティーシャ。

さらなる、策戦として考えていたのは、新しい通貨を生み出したことでした!

かなり興味を持つベレアルに・・・。


  • まだ前話を読んでいない方はこちらから↓

1.旦那が美貌を隠す訳【第45話】考察予想と感想

上手いことできてるな・・・。

2.旦那が美貌を隠す訳【第45話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・とんでもない価値

レティーシャの考えた悪魔界における通貨取引の構造について、興味を持ったベレアル。

どれだけ優れている内容だとしても、あまりにも現実的ではないところをベレアルは指摘しました。

じっとベレアルを見つめたレティーシャは、ため息を吐き、その通りだ、と言いました。

人間である自分には、手に及ばない、と話すレティーシャ。

そして、悪魔界での通貨となれば、やはり悪魔がするべき、とレティーシャは話します。

さらには、他の悪魔もかなり興味を持っている、と話すレティーシャに、ベレアルは前のめりに食いつきました。

その理由は、他の悪魔とはいったい誰か知りたいためです。

あまりにも強引に名前を聞き出そうとするベレアルに、レティーシャはあることを指摘しました。

それは、ベレアル自身が興味をかなり持っている、ということでした。

そのレティーシャの言葉で、我に返るベレアルに、レティーシャは噂の金貨を見せます。

これまで使用していた通過の何十倍の価値がある、と豪語するレティーシャに、ベレアルはかなり疑います。

しかし、使用する内に価値が向上した、とレティーシャは伝えました。

本当かどうか確かめるために、ベレアルは腰に付けた巾着袋の中を漁ります。

その巾着袋が、以前うり坊の悪魔が持っていた物と似ている、とレティーシャは思います。

ベレアルが巾着袋の中から取り出した物は、ベレアルが開発した物の価値をはかる天秤でした。

あきらかに、巾着袋よりも大きい天秤の出現にレティーシャは、エルデンに袋の秘密をこっそり聞きます。

インベントリー」と呼ばれる袋は、空間を行き来する通路に繋がるため、大きさに関わらず取り出したり、入れたりすることができるようです。

エルデンの説明を聞いたレティーシャは、自分にもうり坊から預かっている袋を使えば、同じように物を取り出す事ができるかもしれない、と考えました。

ベレアルが作った天秤ということで、かなりうさんくさいと、エルデンは思います。

そんなエルデンを醜男と罵倒するベレアルに、エルデンとレティーシャは怒りを覚えます。

ある決まった通貨と金貨の価値をはかるため、天秤に載せるベレアル。

金貨の見た目が、とても大量の通貨に耐えられないように見えることをベレアルは懸念しました。

しかし、金貨を載せた瞬間、重さに耐えきれず天秤は傾いてしまいます。

レティーシャの生み出した金貨とこれまでの通貨、が平衡になるようベレアルは調整します。

そして、判明したのはこれまで通貨の何百倍もの価値が金貨にあることでした。

レティーシャは、ベレアルにある質問をします。

それは、金貨の話をどの場所でしていたかどうかです。

それに対して、何のためらいもなくレティーシャの経営する飲食店で話していた、と答えるベレアル。

エルデンは、金貨の枚数には限度があり、悪魔が勝手に生み出した金貨は承認しなかったことを話しに付け加えました。

それゆえ、金に目のないベレアルが飲食店にて、金貨に興味を注ぐことで金貨の価値が上がってしまったことをレティーシャは話します。

ほんの少しの時間で、価値が上がった金貨に驚くベレアル。

スナネコたちは、ベレアルに金貨を独り締めされると、魅惑的な食べ物が食べられなくなることを恐れたためでした。




・嫉妬

一通り、話を終えたレティーシャは、そろそろ賭けに出ます。

少しの時間で金貨の価値を上げたベレアルを褒めるレティーシャ。

まんざらでもないベレアルは、かなり興味を持ちました。

レティーシャは、一旦これまでの通貨に返るならば手間賃がいることを話します。

ベレアルはわかりきったかのように、レティーシャの目的が高い手間賃を取ることで儲けようとしている、と指摘します。

しかし、レティーシャの提示した手間賃はそれほど高くありませんでした。

拍子抜けするベレアルは、とりあえず契約書に署名します。

通貨をレティーシャが用意するまでの間、ベレアルは金貨の価値が、本当に自分が興味を持ったことで上昇したことに、悪い笑みを浮かべます。

金貨を生み出すことが楽なものだと気づいていれば、もっと早く自分がしていた、と悩むベレアル。

しかし、よく考えれば金貨は魅惑的な食べ物との関係で成り立っていることに気がつきました。

魅惑的な食べ物の作り方を入手すべきか、金貨で大きなやりとりをするしかない、とベレアルは思慮深くなります。

そして、そうなると、金貨を独り締めしなければならない、とベレアルは考えます。

手間賃を差し引いた通貨を引き渡したレティーシャは、改めて金貨に興味があるか聞きました。

その質問に、ベレアルは金貨の価値を下げるため興味がまったくないように振る舞います

その理由は、金貨の価値が下がった頃を見計らって、買い占めるためでした。

ベレアルの考えは、レティーシャの想像通りでした。

ところで、突然エルデンの内面を心配するベレアル。

レティーシャは、ベレアルの両親が悪魔によって滅ぼされたため、その悪魔であるベレアルがいることで、疲れているはず、と答えます。

ベレアルは、エルデンが自分に敵意むき出しなのは、自分がレティーシャに近づくのを阻止するため、と話します。

嘘ではない、と話すベレアルにレティーシャは悪魔を信じない、と決意しました。

しかし、それでもやはりエルデンの本当の気持ちが知りたいレティーシャ

そんなレティーシャの心の隙間にベレアルは忍びより誘惑します。

そして、そんなに対価はいらない、とささやきます。

3.旦那が美貌を隠す訳【第45話】感想と次回【第46話】考察予想

この話の流れは、今注目の仮想通貨みたいな感じなのかどうか・・・。

4.まとめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました