「旦那が美貌を隠す訳」は作家Hararaさん、Gabi Namさん、Jungyeonさんの作品です。
2.旦那が美貌を隠す訳【第47話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・順調です
そばを離れないために、レティーシャが苦労しているのではないか、と気にするエルデン。
しかし、レティーシャはそのようなことは、一切思わず、それどころか一人より二人でいるほうがいい、と言いました。
そんなレティーシャの発言に、嬉しくも恥ずかしい気持ちになったエルデンは、顔を赤くします。
赤くなった顔を見られないために、急に寒くなったという理由で、仮面を被るエルデン。
レティーシャも恥ずかしくなり、慌てて話を反らそうとしました。
そこにやって来たカサロはとても慌てた様子で、二人にあることを報告します。
それは、店が開店するや否やベレアルが、金貨を全て買い上げたことでした。
それを聞いたレティーシャは、予定通り、と頷きます。
・裏目に出てしまい
レティーシャの営む店の前で、金貨を独占できたことに酔いしれるベレアル。
しかし、あまりにも金貨に集中し過ぎたために、少しやつれています。
金貨が市場にないため、店を開店できないレティーシャと金貨を買い占められたことで、魅惑的な食べ物を食することができなくなったスナネコは、不安を募らせます。
改めて、金貨を買い占めたのかどうか、直接ベレアル本人に確かめるレティーシャ。
誇らしく思うベレアルの元に、うり坊の魔物が慌ててやって来ます。
タイミングよく現れたうり坊は、ベレアルの経理を担当していました。
ベレアルはうり坊に、金貨の代償としての通貨をハルステッドに渡すよう指示します。
レティーシャとの間に交わされた金貨取引の契約書をベレアルから渡されたうり坊は、驚きました。
なぜなら、金貨の代償が、ベレアルが持つ通貨の大部分を占めていたためでした。
払ってもよいものか悩むうり坊に、ベレアルは金貨の価値が上がれば問題ない、と言います。
そこでうり坊は、代償を払うためレティーシャに、インベントリー(※巾着袋)を所有しているかどうか、確かめました。
平然と持っている、と発言するレティーシャ。
レティーシャがインベントリーを持っていることが都合の良かったうり坊は、早速手続きをしようとします。
通貨をレティーシャのインベントリーに送るために、契約書に印を押すよううり坊は、言いました。
インベントリーに付随する印らしきモノを掲げるレティーシャに、うり坊はそれを契約書に押すよう促します。
うり坊の指示によって、印を押したレティーシャ。
すると、レティーシャの持つインベントリーの中から大量の通貨の音が聞こえてきます。
インベントリーの中を覗くレティーシャは、驚きます。
ところで、うり坊はレティーシャの押した印がどこかで見覚えがあるように感じました。
もしかしてそれは、元々自分のインベントリーだったのでは、と疑ううり坊。
レティーシャは、気づかれてしまった、とばつが悪そうにします。
うり坊は、必死に探しても見つからないはず、と声を出しました。
そんなうり坊に、たかがインベントリーで、とベレアルが新しく作る、と言います。
それでも、どうしてもレティーシャの持つインベントリーに執着するうり坊には、理由がありました。
それは、うり坊が長年集めた性癖を誇張するような本が入っていたためでした。
とても大事な本であるため返してほしい、と渇望するうり坊に、レティーシャは冷たくあしらいます。
それは、態度だけではなく代償を払うべき、という合図でした。
ベレアルに助けを求めるうり坊。
仕方ない、と話すベレアル。
しかし、先ほど金貨の代償として通貨がほとんど残っていないことにうり坊は、気がつきます。
そこで、ベレアルは、金貨を通貨に戻そうとしました。
レティーシャに、換金してもらおうとするベレアル。
しかし、微笑むレティーシャは、換金には少し変更がある、と言います。
それは、換金する際の手間賃が上がったことでした。
高額になった手間賃にベレアルは、驚きます。
そして、これはレティーシャの作戦の一つでした。
不当だ、と言い張るベレアルはレティーシャに変更するよう強く脅します。
しかし、レティーシャは怯むことなく契約書を突き付け、手間賃を上げることをしてはいけない、と契約書に書かれていないことを示します。
レティーシャの罠にはまったことを自覚したベレアルは、怒りを露にしました。
魔力によって、レティーシャを攻撃しますが、エルデンが前に立ちはだかります。
エルデンめがけて魔力が襲いかかりますが、攻撃は当たることなくベレアルに戻ります。
魔力がベレアルに戻ることで起こった風からレティーシャを守るため、エルデンはレティーシャに覆い被さりました。
なぜ攻撃が跳ね返されたのか理解できないベレアルに、レティーシャは悪魔との契約について話し始めます。
それはベレアル自身が話していた、悪魔は契約に背くことができない、ということでした。
言葉を失うベレアル。
レティーシャは、さらにスナネコたちの要望に答えて魅惑的な食べ物の代金を下げる提案をしました。
それによって、金貨の価値が下がり、ベレアルは衝撃を受けます。
レティーシャのやり口に、不満を隠せずに暴言を吐くベレアル。
ベレアルの資産を手に入れたことで喜ぶレティーシャ。
ベレアルは一文無しになったことに、衝撃を受けます。
しかし、自分にはまだ資産がある、と豪語するベレアル。
そこに、どこからともなく現れた悪魔のための金融会社の二人がやって来ます。
そんな会社があったのかどうかわからないベレアルに、彼らはベレアルが現在、困窮に陥っていることを把握し、救済したい、と言います。
願ってもない救済に、ことの経緯を伝えるベレアル。
彼らは、とんでもない契約書、とレティーシャとの間の契約を不当、とします。
そこで、ベレアルの残された資産を預かることで、通貨を貸し出す、と彼らは言いました。
注目を浴びる金貨に目を付けるベレアルを誉めつつ、少しは生活するための通貨を置いておくべきだった、と彼らは諭します。
そして、借りた通貨は、金貨の価値が上がった際の差額で返してもらえばいい、と言う彼らを信用したベレアルは、さらに契約を結びます。
悪魔の信用を誇らしく思うベレアル。
そばで見守るレティーシャとエルデン。
そんな二人に、払う通貨など何もない、とベレアルは強気になります。
もうすぐすれば、金貨の価値も大変なことになるだろう、とベレアルはうり坊を連れて帰って行きました。
ベレアルの行いに呆れる金融会社の二人は、アレクサとバスティアンでした。
二人に感謝するレティーシャに、エルデンは次の作戦を聞きます。
資産を元手に、再び大量の通貨を手に入れたベレアル。
しかし、その差し出した通貨は元々ハルステッドの通貨であることをアレクサは心配しています。
そのことを理解した上で、レティーシャはハルステッドの通貨とベレアルの全財産を奪うため、次の行動へと動きます。
同じ寝室で眠るレティーシャとエルデン。
しかし、先に眠ったレティーシャのすぐ近くでエルデンは、まだ仕事をしていました。
手紙の返信をするため働くエルデンは、手紙の多さに驚きつつ、ある手紙に目を止めます。
3.旦那が美貌を隠す訳【第47話】感想と次回【第48話】考察予想
だんだんベレアルが哀れに思えて来ました。
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4.まとめ
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