「旦那が美貌を隠す訳」は作家Hararaさん、Gabi Namさん、Jungyeonさんの作品です。
2.旦那が美貌を隠す訳【第49話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・サギ
人間であるレティーシャに、操られるがままにお金を取られてしまったベレアル。
そのことに対して、怒りが頂点に達したベレアルは、真の姿を現します。
その真の姿は、角が2本生えた獣のような姿でした。
レティーシャに向かい、咆哮を上げるベレアルは、そのまま襲おうとします。
エルデンは、ベレアルからレティーシャを守るため、マントで包み込もうしました。
しかしレティーシャは、エルデンから離れ、至近距離でベレアルと対峙します。
獣のような唸り声を出すベレアルに、レティーシャは契約書ついて話しました。
それは、契約書に署名した段階で、ベレアルはレティーシャからお金取り返したり、攻撃したりすることができないことでした。
さらに、レティーシャはベレアルにあることを突きつけます。
それは、金融会社と交わした契約書によって、ベレアルのモノを差し押さえること、つまりそのモノが金融会社の所有物となることでした。
驚くベレアル。
うり坊の魔物やベレアルのそばに仕える意思のない女性たちに、差し押さえの紙を貼っていくレティーシャ。
差し押さえられた女性たちは、目に見えない首の枷がはずれ、意識を取り戻します。
自分の意思で声を出せることに、驚く女性。
レティーシャの行いに、我慢ができなくなったベレアル。
牙をむき出しにベレアルは、レティーシャに襲いかかろうとしました。
しかし、エルデンはベレアルの上顎を刀で突きつけ、阻止します。
レティーシャをそばに寄せるエルデンは、ベレアルのこれまでのレティーシャに対する言動に我慢ができなかったことを伝えます。
エルデンは、たくましい腕でレティーシャを抱き込みますが、二人の間にはうり坊の魔物がいます。
契約書に署名した事実は認めるベレアル。
しかし、インベントリーについての内容が書かれていないことを露見させ、レティーシャの行いに騙された、とベレアルは声を上げます。
そして、納得のいかないベレアルは、魔方陣を使いある場所に移動しようとしました。
レティーシャたちと違い、ベレアルが何をしようとしているのか理解できたうり坊は、思わずベレアルを呼びます。
うり坊の意思など構わず、実行に移すベレアルは、レティーシャに人生の悪い終着点で再開しよう、と言いました。
次の瞬間、レティーシャとエルデンは、ある場所に飛ばされます。
そこには、骨の頭を持ち、黒いマントを羽織る魔物が三人いました。
・真の悪魔
不思議なことに、その三人は、レティーシャたちとは世界が逆転しています。
つまり、互いの立場から見れば、相手が逆さまに釣り下がっている状態でした。
この場所に、レティーシャとエルデンを連れてきたことで虚勢をはるベレアル。
そして、骨の頭を持つ一人がレティーシャに有無をいわさず問いかけます。
それは、通貨ではなく自ら作り上げた金貨に付加価値をつけ、ベレアルの通貨を全て換金させようとしたことが本当かどうか、でした。
一瞬、躊躇するレティーシャですが、動じてはならない、と身を律し真実である、と答えます。
さらに、骨の頭を持つ一人は、レティーシャに追及します。
それは、ベレアルが金貨を所有したあとすぐに、通貨へ戻す手間賃の値段を上げ、金融会社と口裏を合わせ、ベレアルの所有物を全て手に入れたかどうか、でした。
全て真実である、と話すレティーシャに、骨の頭を持つ一人は、他に異論がないか、聞きます。
ベレアルが、自分の意思で署名したため、契約書に逆らうことはできない、とレティーシャは声を上げました。
レティーシャの意見が不当だ、と押さえ込むベレアル。
骨の頭を持つ一人は、レティーシャの行いが極悪である、と断言し、野放しにはできない、と言いました。
青ざめるレティーシャと勝ち誇ったベレアル。
しかし、骨の頭を持つ一人は、レティーシャを人間でありながら、かなりの極悪であることを称賛し、笑います。
先ほどとは、反対の表情を浮かべるベレアルとレティーシャ。
ベレアルは、褒めることはおかしい、と言います。
レティーシャのやり口を褒める骨の頭を持つ一人は、ベレアルの反論を退けました。
そして、悪ければ悪いほど悪魔に相応しい、とベレアルに説教します。
悪魔の世界は、人間の世界とは考え方が真逆でした。
ベレアルの訴えを否決し、ベレアルの悪魔の称号を剥奪する骨の頭を持つ一人。
裁判の終了を知らせる合図と共に、地に落ちるベレアル。
レティーシャの素晴らしい悪魔的な行いを称賛し、悪魔になることをすすめます。
驚くレティーシャ。
3.旦那が美貌を隠す訳【第49話】感想と次回【第50話】考察予想
悪魔にレティーシャ・・・なる?
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4.まとめ
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