「デキる猫は今日も憂鬱」は作家山田ヒツジさんの作品です。
2.デキる猫は今日も憂鬱【第1話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・幸来(サク)
後輩であるゆりは、先輩の幸来(サク)に声をかけます。
パソコンに向かい、文字をひたすら打ち込むサクは、突然のゆりの話しかけに驚きました。
開いていたパソコンの画面を必死に隠すサクの姿に、ゆりは感づきます。
それは、会社のパソコンからサクが結婚斡旋サイトを見ていた、ということでした。
真っ向から否定したサクは、素直に画面を見せます。
そこには、猫が今後どれくらい成長するか調べていた痕跡がありました。
サクは、一緒に生活する猫がどこまで成長するのか心配でした。
猫と暮らしていることを知ったゆりは、サクに同情します。
それは、実家を離れて暮らしている部屋で動物と住むと婚期が遅れるのではないか、ということでした。
いつまでも「結婚」という言葉が頭から抜け出せないゆりをサクは指摘します。
ゆりは、会議に呼ばれたためサクのそばから離れようとしました。
そして去り際に、世話ができなくなった時、いつでも頼ってください、とゆりは言い残しました。
お礼を言いながら、昼食である弁当の箱を開けるサク。
その弁当は、丁寧に盛り付けられとても美味しそうです。
仕事が終わり、家に着くまでの間サクは、ゆりの言葉を思い出します。
それは、「世話ができなくなった時」という言葉でした。
現実にそうなるかもしれない、と悩むサクは家の扉を開け部屋に入ります。
部屋には、サクの声が聞こえた方角に耳を傾ける黒い猫・・・。
「諭吉」と呼ばれた黒猫は、サクと同じくらい大きく、そしてエプロンを身につけ掃除機をかけていました。
・諭吉
少し不機嫌な諭吉に、サクは帰宅が遅かったことを反省します。
しかし、諭吉が怒っていた理由が、早く帰ってくることを見越して作られた料理を目の当たりにしたことでサクは気がつきます。
そして、盛大に諭吉に謝るサクでした。
お腹が膨れうたた寝するサクを問答無用で風呂場に連れて行く諭吉。
サクがお風呂に入っている間、サクの鞄をあさり空になった弁当箱を見て諭吉は、微笑みます。
お風呂から上がってきたサクに見られる前に、諭吉は表情を隠しました。
お風呂あがりに飲むお酒のつまみとして、美味しそうな食べ物を発見するサク。
しかし、それが次の日のおかずであることを知り、サクはいじけます。
あまりのしつこさに諭吉は仕方がなく、別の料理を作ってあげました。
自分好みのつまみを作ってくれた諭吉に虜になるサク。
昼間のゆりの言葉を思い出したサクは、その言葉を忘れようとお酒に走ります。
3.デキる猫は今日も憂鬱【第1話】感想と次回【第2話】考察予想
家事が完璧なもふもふな猫・・・たまりません!
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4.まとめ
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