【第4巻】「異世界で奴隷になりましたが」、感想・ネタバレ お仕置きと言いながら、チカを弄ぶダグラス

異世界で奴隷になりましたが

「異世界で奴隷になりましたが」は作家鳥下ビニールさんと国原さんの作品です。

「少年」に対してだけ、体が反応してしまうダグラス。

忘れられない恥辱を受けたダグラスは、市場で見かけた「少年」に似た売られた少女を買い取り、毎夜・・・。


1.異世界で奴隷になりましたが【第4巻】考察予想と感想

怪しい手紙・・・。

2.異世界で奴隷になりましたが【第4巻】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・呼んだのは・・・


手紙を確認するダグラス。

王家から届いた一通の手紙に目を通したダグラスは、顔色を変え、鍵付の引き出しに厳重に保管しました。

木々が激しく争うようにしむけ、乱暴に窓を叩く風の様子を屋敷から見守るチカは、何か良くないことが起こるのではないか、と不安を募らせていました。

洗濯物を取り込み終えたチカは、屋敷の扉を風ではない物体が叩く音に驚きます。

その扉を叩いた主は、ダグラスの所属する騎士団のメンバーの一人でした。

雨か汗か分からないほど、慌てた様子の騎士団のメンバーは、チカにあることを伝えます。

それは、ダグラスが負傷したことでした。

騎士団は、近頃出没する盗賊の討伐を命じられていました。

任務遂行のため、盗賊と対峙する騎士団。

その際、怪我をした部下を守るため、ダグラスが身体一つで盗賊の剣を受け止めました。

そのことで、上半身を深く負傷したダグラスは、魔法によって一命を取り留めます。

しかし、他の負傷者のために、自分の怪我を完全に治さなかったダグラス

病院ではなく、屋敷に戻る、と意思を変えないダグラスの身を案じ、チカにダグラスを頼む、と騎士団のメンバーは頼みに来たようでした。

まったくやむ気配を見せない暗雲立ちこめる中、チカはダグラスのそばに仕え看病を続けます。

うなされるダグラスのために尽くすチカ。

ダグラスを見守りながらチカは、過去にダグラスにした所業を思い出し、後悔していました。

しかし、その事がきっかけで、今の恵まれた待遇があることに、人生は分からないもの、と考えるチカ。

ダグラスが汗をかいていることに気がついたチカは、汗を拭うため、身体の隅々まで布を走らせます。

意識が朦朧とするダグラスは、久しぶりに痛手を打ってしまった、と考えていました。

そんな中、身体を辿る布の感触から、ダグラスもまた、「少年」と過ごした捕虜時代を思い出していました

浅い呼吸を頻繁に繰り返すダグラスの露わになった上半身を丹念に拭うチカは、真新しい傷にそっと手を触れます。

混濁した意識の中、目を開けたダグラスは、「少年」イジマの残像を見ました。

思わず「イジマ」と呼ぶダグラス

しかし、その影はイジマではなく、チカであり、チカは返事をします。

当たり前にように返事を返したチカに、ダグラスは違和感を覚えました



・お仕置き

日が立ったある日のこと、騎士団のメンバーに見守られながら、弟と対面して座るダグラス。

二人の間には、奇妙な本が置かれていました。

その本は、野生でも生きていける術が書かれた本でした。

ダグラスの弟は、以前「ウィードの紋章」を持つ奴隷に出会った事を話します。

その奴隷がチカであることを察するダグラス。

弟もまた、それを承知であり、さらには奴隷に対してはダグラスがかなり大切にしている、ということも知っていました。

そのことも、ダグラスもまた認識済みでした。

そんな大切に扱われているはずのチカが落とした本の内容に、二人は不信感を抱いていました。

理解できない様子のダグラスに、弟はあることを伝えます。

それは、チカが逃げようとしているのではないか、でした。

否定するダグラスに、弟は話を続けます。

奴隷が、服従しているようにしているのは、他に選ぶ道がないためである、ことでした。

チカもまた、初めはそうであったかもしれない、と考えるダグラスは、今ではチカとの間に鮮明な繋がりがあることを信じます。

チカが「ユニコーンの乙女」であるはずが、なぜまだ奴隷の身分のままなのか、ダグラスに問い詰める弟

触れて欲しくない話題となったダグラスは、弟に帰るよう強く促しました。

そばに置きたいのなら他に案があるのでは、と助言する弟ですが、ダグラスの一貫した態度から諦め部屋から出て行きます。

ダグラスもまた、手遅れだ、と心で思っていました。

騎士団のメンバーは、チカと出会った事でダグラスが以前とは違い、かなりホワイトな上司となった、と考えていました。

しかし、大切にしているチカに対しては、自由にする、といいながらも、依然として奴隷としての首輪を填めていることでした。

そして、自由な身分にすることができる条件も揃っているはず、と騎士団のメンバーはダグラスを見つめます。

ダグラスの様子がおかしいことに気がつくチカ。

あまり食べなくなり、心ここにあらずの状態であるダグラスは、考え事をしたと思いきや、言葉でなく、態度で気持ちを落ち着かせようとしていました。

そんなダグラスに、大丈夫かどうか聞くチカですが、ダグラスは心配ない、と言いました。

ダグラスの悩みを友達であるリーリアに相談するチカ。

話を聞いたリーリアは、答えを明確にチカに教えました。

潤んだ唇で怪しく微笑みながら答えたリーリア。

それは、ダグラスが恋をしている、ということでした。

屋敷に戻り裁縫をするチカは、リーリアの言葉を思い出し、胸に針が刺さるような感覚に陥ります。

ダグラスの異変が加速してきたことにも気がつくチカ。

ご飯を作っている際に突如背後にいたり、玄関に近づくと扉を阻んだり、さらには帰宅がより一層早くなったことでした。

そんなダグラスの様子が以前飼っていた犬のよう、とチカは目をつぶり思いました。

ダグラスが何かを話そうとしているため、聞き出そうとしても何も話してこないことから、追求することを止めたチカ。

掃除をしながらチカは、ダグラスの考えを推察します。

それは、恋人ができ結婚したいため、自分が邪魔である、ということでした。

しかし、ダグラスは性格が優しいため、それを伝えられずに黙っているのではないか、とチカ。

あれこれ考え込むチカは、そもそもダグラスは下半身が正常に機能し始めたのかどうか、気になります

チカが「イジマ」と呼んだにもかかわらず返事をしたことから、やはりチカと「少年」が同一人物だろうか、とベッドで横になりながら考えるダグラス。

ダグラスにとって、二人が別人と認識したのは、性別だけでした。

しかし、「少年」の髪が長く、身体が痩せていなければ、とダグラスは考えます。

部屋の外に気配を感じ目を閉じたダグラス。

部屋に足音を立てず入ってきたチカは、ダグラスが眠っていることを確認ました。

そして、布の下に手を滑り込ませもう一人のダグラスを揉み込むチカ。

チカの行動に驚いたダグラスは、飛び起き軽々とチカを抱えベッドに座り込ませます。

反省した態度でチカは、リーリアと話したことを伝えます。

それは、ダグラスに恋人ができたならば、今一度性的反応が明確かどうか確かめなければならない、と思ったため、とダグラスにうつむきながら話しました。

謝るチカに、ダグラスはチカの気持ちを考えずに追い出したりしない、と言いました。

しかし、チカ自身が出たい、と考えるならば、とダグラス。

チカは身につけた服を握りしめながら、家から出たくない、と呟きました。

そんなチカをまぶたを少し閉じたダグラスは見下ろします。

そして、主人である自分の寝所に黙って入ってきた罰を与えなければ、と言いました。

さらにダグラスは、男性の部屋に夜な夜な入ってくるとどうなるのか、教えなければならない、とチカに言います。

そばに来るよう促し、チカを下半身の上に跨がらせたダグラス。

3.異世界で奴隷になりましたが【第4巻】感想と次回【第5巻】考察予想

4.まとめ

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