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1.九尾の狐とキケンな同居【第121話】あらすじ
~子供のように、甘える亮~
昨夜の感想を聞かれる茜。
ものすごく疲れたこと伝えようとしますが、やめました。
なぜなら、疲れるにしては、まだ若いからです。
それに、亮の方がかなり年上のため、なおさら茜は、言えません。
さらに、本音をいえば、また亮が距離を置いてしまうかもしれない、と茜は思いました。
亮は、肩をすくめながら言います。
それは、茜に負担がかかっていないかでした。
体に負担を感じた茜。
しぐさや行いが正しかったかどうか亮は、心配します。
少し怖いと感じていた茜。
そう思っていたとしても、また亮が距離を取ってしまう、と考え何も言いません。
しかし、茜だけではなく、亮もまた関係を持つことに対して、色々考えていました。
亮との体の関係が、嫌ではなく、ただ体が疲れただけ、と話す茜。
亮は、安心して嬉しくなります。
と、昨晩の出来事を聞いた由美。
亮が、無理やり欲求を満たす人物ではない、と判断します。
そして、茜が亮をとても好き、ということも認識しました。
話が変わり、卒業旅行の話を持ちかける由美。
行くつもりの茜は、亮にいうべきか迷います。
しかし、茜は亮にきちんと話すことにしました。
茜から、そして旅行について話を聞いた亮。
質問しながら、茜に甘えます。
肩に顎をのせ、腰に手を回し、ぴったりとくっつきました。
しかし、そうしながらも亮は、沈んだ気持ちになります。
なぜなら、茜と赤い糸で結ばれたままの誠也が、きっと旅行に来る、と思っているからでした。
飢えが収まったため、今は我慢できる亮。
しかし、長くは持たないため、早く人間にならなければ、と考えます。
最後の旅行になるため、行きたい気持ちを伝える茜。
甘えて寂しそうに、嫌がる亮を見て、キュンとします。
亮は、旅行中の茜の体を心配しました。
そして、誠也には近づかないでほしい、とお願いします。
2.九尾の狐とキケンな同居【第122話】あらすじ
~切り取った永遠~
そんな亮の言葉に、茜は気にかかりました。
なぜ、そこまで誠也を意識しているか、です。
自分に、隙があるから、と茜は考えました。
と、考える茜に、亮は正面からもたれかかるように抱きつきます。
茜の肩に顔をのせながら、「楽しんで・・・」と言いました。
恋人になったとたん、甘えっぱなしの亮。
お酒もあまり飲まず、まめに連絡をする、と茜は約束します。
茜を信用するものの、亮は誠也が気がかりです。
誠也と働いていることを伝えるつもりだった茜。
言えないまま、旅行当日になりました。
旅行には、真美、尚子、友里、成仁(なりひと)、正人、凉子、誠也、聖子たち、その他が来ています。
友里の隣に座ることにする茜。
茜は、荷物を上にあげています。
上手く載せられない茜を誠也は、助けました。
誠也は茜たちと同じ四人席に、座ります。
茜は、寝たふりをしようとします。
しかし、茜が毛先を切ったかどうか、誠也は聞きました。
誠也のいう通り、髪を切っていた茜。
全く気がつかなかった友里は、そんな誠也をすごい、と思います。
それでも、寝ようとする茜。
友里は、誠也とあまり仲良くないため、なんとしてでも茜に起きていてもらおうとしました。
たとえ寝ていても、茜を見ることができて誠也は、満足でした。
海に着いた茜は、写真を撮ります。
送信相手は、もちろん亮でした。
その写真を、亮は保存します。
3.九尾の狐とキケンな同居【第123話】あらすじ
~つゆほども知らずに~
旅行中、全てにおいて凉子を一番と考え行動する成仁(なりひと)。
不自由なく尽くされる凉子。
各自、夜の7時まで海で遊びます。
海を眺めながら座る誠也の腕を掴む人物がいました。
それは、聖子でした。
すでに酔っている聖子は、誠也を無理やり海に押します。
水着のない誠也は、抵抗むなしく、海に入りました。
偶然にも、海に浮かぶ茜の浮き輪を掴む誠也。
沈黙のまま、聖子に向かい、怒鳴ります。
陸にあがり、海ではしゃぐ茜を誠也は、見ました。
そして、夜になり晩御飯のバーベキューをすることになります。
久しぶりの集まりに、話が盛り上がりました。
誠也が初めて、このような集まりに来たことについて、みんなは話しています。
今回も冗談だろう、と思っていたみんなは、本当に誠也が来ていたことに、驚きました。
来た理由について、誠也は、最後だから、と言います。
そんな誠也は、お酒を飲む茜に目を向けました。
凉子もまた、茜を見ます。
なぜなら、茜が心配な亮から、たくさんメッセージが来ていたからでした。
異性から茜を離すよう、凉子に遠回しに伝える亮。
そんなことも知らずに、お酒を飲みすすめる茜。
その頃、亮は部屋で茜の写真を見ていました。
4.九尾の狐とキケンな同居【第124話】あらすじ
~たった一人の女性、三度目の告白~
案の定、酔っぱらった茜。
酔いを醒ますため、席を外します。
トイレから帰ってきた凉子は、茜がいないことに気がつきます。
浜辺に一人でやって来た茜は、亮のことを思います。
連絡しようか迷いました。
冷えてきたため、戻ろうとする茜。
すると、茜の赤い糸がピンと張ります。
その先には、誠也が酔いつぶれて座っていました。
心配しつつも、関係ない、と茜は通り過ぎようとします。
やはり一応、茜は声をかけました。
返事がないため、行こうとすると、茜は誠也に手を掴まれます。
これまで、誠也は恵まれた容姿で、女性に苦労したことがありませんでした。
付き合うのも、別れるのも、常に主導権を持っていた誠也。
傲慢な態度に、相手が辛いと感じようと、誠也は何も思いません。
それどころか、優越感に浸っていました。
そして、束縛されることを嫌っていた誠也。
しかし、茜をを好きになることで、これまでと違う立場にいる誠也。
こんなにも、恋をすることが辛い、と初めて気がつき、涙します。
そして、手を握りながら改めて、茜が好き、と伝えました。
彼氏がいる茜に、諦めきれない誠也。
もっと出会いが早ければ良かったのか、それともまだ茜との関係に機会があるのか、聞きます。
茜以上の存在には、もうで会えない、と誠也は確信していました。
5.九尾の狐とキケンな同居【第125話】あらすじ
~嘘から始まった本当の恋~
戸惑う茜。
なぜ誠也が、こんなにも自分を好きなのか、わかりません。
しかし、この雰囲気を良くない、と茜は、感じました。
「酔っているので・・・」
と話をなかったことに茜は、しようとします。
しかし、誠也は本気でした。
手を握られると、絡まる赤い糸。
茜は、鼓動が強く打つのを感じます。
すると、亮から電話がかかってきました。
亮との約束を一つも守れていない茜。
このまま電話に出てしまうと、誠也の声が入り、誤解を招くかもしれない、と茜は判断します。
茜は、電話を切りました。
そして、誠也に向かい合います。
彼氏がいること、亮が大好きなこと、を言いました。
思わせぶりなことをしたくない茜は、どうしたら誠也が諦めてくれるか、聞きます。
茜を探す凉子。
そんな凉子に、誠也は何をしているか、聞きました。
茜を探すため、成仁も手伝います。
電話をかけても出ない茜。
凉子の手が冷えていることに気がつく成仁は、代わりに探すことにしました。
凉子の手を握り暖める成仁。
偶然に、始まった関係。
凉子に悪いため、一生懸命尽くしてあげることを成仁は、心に思います。
この尽くすことが、悪いと思うからではなく、本当に凉子が好きだから、と成仁は考えました。
本当に好きになってしまえば、申し訳ない、と感じています。
・九尾の狐とキケンな同居【第126~130話】あらすじ
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