九尾の狐とキケンな同居【第126~130話】ネタバレ・あらすじ

九尾の狐とキケンな同居

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※ネタバレ注意!!

1.九尾の狐とキケンな同居【第126話】あらすじ

~運命の相手~

手を握ってくれる成仁(なりひと)に、凉子は過去の男性を重ねました。


成仁のいう通り、茜を探してもらうことにした凉子。

なかなか目の前から場所を離れない成仁。


成仁は、凉子が帰るのを見届けるつもりです。

本当は、凉子ともっと長く一緒にいたい、と成仁は笑って言いました。


その笑顔と温もりに、凉子は勘違いしそうになります。

凉子を椅子に座らせた成仁は、改めて茜を探しに行きました。


成仁がいなくなり、ため息をつく凉子。


すると、隣に山の神がどこからともなく現れます。


人間になり、精気が必要ない凉子が、今さら恋をしているわけないか、と勝手に言いつけました。

もしかして、初恋の男性に似ているから、と楽しそうに山の神は、詮索します。



「いつの話・・・?」と凉子。


たとえ、その話だとしても、愛したこと以外、全て忘れた、と話す凉子。

愛した記憶があれば、もう二度と過ちを犯さないようにできるからでした。


そして、亮が本気であるが、自分のようにはならないかもしれない、と山の神に言います。


茜を傷つけることはしない、だからそっとしておいてあげてほしい、と話しました。


しかし、山の神は亮についてあることを伝えます。


それは、人間と妖怪では幸せになれないことでした。


凉子は、山の神の参入前に、そのことに気がついていました。

しかし、亮はまだ、それを知らない、と山の神は言います。

山の神は、凉子や亮を気にかけて忠告していました。


そして、茜には亮以外の相手がいることを話します。




茜は、誠也と別れたあとも悩んでいました。

そこに、成仁が迎えに来ます。

とりあえず、帰ることにした茜。


ふと、小指から垂れる赤い糸に気がつきます。




その頃、亮は電話に出ない茜を心配していました。



2.九尾の狐とキケンな同居【第127話】あらすじ

~切れない糸~

凉子と合流した茜と成仁(なりひと)。


凉子が薄着のため、茜の上着を借りようか、言いました。


その成仁の態度に、むかつく茜。


成仁を先に帰らせて、二人きりになる茜と凉子。

凉子は、誠也と何かあったか聞きます。


なぜ誠也と何かあったかわかる凉子に、茜は理由を聞きました。


山の神のいたずらで、赤い糸で結ばれていることを知っている、と凉子は言います。


何もなかった、と話す茜。

決してウソではありません。


安心する凉子は、亮の名前をだします。


なぜ、亮が出てくるのか疑問に茜は、思いました。

そして、亮に頼まれて凉子が、見張りをしていることに気がつきます。

そのことに、いくらなんでも・・・と茜は、戸惑いました。


凉子は、亮をかばいます。

頭が痛くなる茜は、誠也とのやり取りを思い出しました。

そして、その時の感情について、何かを思います。


赤い糸で結ばれていなければ、ダメなのか、凉子に聞く茜。


どちらでもなく、曖昧に凉子は答えます。

どうして人間になりたい、と狐が思うのか理由を凉子は、話しました。


その理由は、人間だけが、運命を選択できるからです。


思い悩む茜。

凉子が人間であることに、安心しました。

なぜなら、成仁ととてもお似合いである、ことを伝えます。


しかし、凉子は付き合う経緯から本当の恋ではないことを茜に話しました。


驚きながらも、誠也は本気であることを伝えます。


そして、帰ってきた茜。


駅の出入口に、亮が迎えに来ていました。

お互いを確認し、茜は亮に駆け寄ろうとします


すると、赤い糸でつまずく茜。

それを支えたのは、誠也でした。



3.九尾の狐とキケンな同居【第128話】あらすじ

~諦めきれない~

茜のお腹を手で押さえる誠也。

茜は、誠也の手を払いました。

わざと反対側の出入口にやってきた茜。

そこに、誠也がいることに驚きます。


何で帰るのか、誠也は茜に聞きました。


「車・・・」と答える茜に、誠也は誰のか聞こうとします。


すると、茜の腰に手を添えて亮が「僕の・・・」と言いました

誠也は、以前受講していた教授、と亮を認識します。


なぜか尖った態度をとる亮に、誠也は不信に思いました。


「ところで茜と・・・」と二人の関係を聞く誠也。


茜を呼び捨てにすることが気に入らない亮

答える理由があるのか、と髪をかきあげながら、聞き返します。

そんな亮の態度に誠也も、腹が立ちました。


答える理由がある、とはっきり誠也は言います。


そして、答えたのは、茜でした。


付き合ってる・・・」と話す茜。

ごまかすより、正直に話すことが懸命、と覚悟しました。


ウワサになると困るから、誰にもはなさなかったことを言います。

そして、たとえ教師と生徒の関係であっても、問題ないと思った、と茜は話しました。


しかし、その関係ではなく、他に問題がある、と誠也は言います。



誠也が、駅の反対側まで茜を追いかけたのには、理由がありました。

それは、昨日のことを謝ろうと思ったからです。

そして、諦めて迷惑をかけないことを伝えようとしました。


しかし、亮との関係を知った誠也。


自分がダメなら、亮はもっとダメ、と茜に言いました。


その時、誠也は、自分が見た光景を思い出します。


それは、亮と西川教授が、一緒に歩いているところでした。


まだ、そのことを言葉にしない誠也に、茜は何のことかわからず、一方、亮は怒っています。


4.九尾の狐とキケンな同居【第129話】あらすじ

~いつでも絶ちきれる関係~

何のことかわからない茜。


亮は、茜の手をギュッと握りしめます。

茜がウワサを知らない、と誠也は気づきます。

「もし、言えば・・・」と茜が傷ついてしまう、と誠也は思いました。


自分さえ黙っていれば、大事にならない、誠也は考えます。


すると、亮が関係ない誠也が、口にすることではない、と言いました。



そんな亮の態度に腹が立つ誠也。


そこに、茜が仲裁に入ります。

聞くべき話なら直接自分から聞く、と茜は言いました。

そして、誠也の謝罪を受け入れたことも茜は、言います。

二人は去っていきます。

誠也は、過去に犯した女性への行いを思い浮かべました。

悲しむ女性たち。


そして、その女性たちと同じ立場に茜が絶っていることに、苦しくなります。





二人きりなった茜と亮。

茜は、家に帰るまでにウワサについて、亮に聞きました。


亮は、茜を見ていると安心します。

たとえ、困難な問題がいくつあったとしても、大したことではないように・・・。


そして、茜を手離さなければ、大丈夫、と思いました。

しかし、茜にとって、ダメなことをしてしまえば、きっと茜が離れてしまう、とも感じています。


お互いがお互いを思う気持ちに、距離がある、と亮は思っていました。


そして、その距離感や西川教授、全てを利用し、優しい態度をとる。


茜がいつでも、自分を手離すことができ、それを亮は明確に知っています。


食事を何回かしたことで、自分と西川教授が付き合ってるいる、というウワサについて亮は、話しました。

何でもないウワサに、茜は安心しました。


5.九尾の狐とキケンな同居【第130話】あらすじ

~離さない~

亮の車に乗った茜。

亮は、茜に質問しました。

それは、誠也との関係です。

「実は・・・」とアルバイトが同じであることを茜は、話しました。

ウソをつくつもりはないが、怒られる、と茜は思っていました。


亮は、茜に謝ります。

それは、関係を知られたことで、気まずくならないか、でした。

もうすぐ卒業だから、と茜は、大丈夫そうです。


どこまで話すべきか悩む茜。

それは、告白されたことについてです。

そして、赤い糸が見えるようになったことを伝えるには、そのことを話さなければなりません。


赤い糸を垂らし見つめる茜は、糸を追いかけます。

糸は、亮が握りしめていました。

それを見た茜は、亮を不安にさせてしまっている、と悲しくなります。


顔に出さず、それでも心配で凉子に頼んだ亮を茜は、申し訳ない、と思いました。


そして、凉子の言葉を思い出す茜。


「運命は、人間が・・・」



カフェでは、仁美が悔やんでいました。

なぜなら、茜がアルバイトを辞めたからです。

時給、それとも、と考える仁美。


そばにいる誠也が何も答えないことから、「もしかして・・・」と気づきます。


彼氏がいる茜に、誠也が告白してしまった、と仁美は、心配になりました。


これまでと違う誠也に、仁美は気づいていました。

初めて、女性に対して誠也が熱を持っていたことです。



茜との関係が終わった誠也を仁美は、哀れに思います。



しかし、誠也は終わった、と思っていません。


・九尾の狐とキケンな同居【第131~135話】あらすじ

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